タバネルは8月20日、直属の上司がいる会社員を対象とした「上司についての意識調査」の結果を発表した。調査期間は2019年8月8~15日、有効回答は20~50代の会社員360人。

  • 自分の仕事にやりがいを感じている

    自分の仕事にやりがいを感じている

自身の上司は「良い上司」であるか聞いたところ、「大いにあてはまる」は13.8%にとどまり、「ややあてはまる」が35.0%を占めた。

「大いにあてはまる(以下、大いに良い上司)」「ややあてはまる(以下、やや良い上司)」「それ以外(以下、良い上司ではない)」の3つに分けて、仕事のやりがいについて質問すると、「大いに良い上司」と答えた人は、66.7%が「自分の仕事にやりがいを感じている」に「あてはまる(大いに+やや)」と回答。一方、「良い上司ではない」では31.8%にとどまった。

「あなたの意見をあなたの上司は聞いてくれる」に対し、「あてはまる」と答えた割合は、「大いに良い上司」では96.1%、「良い上司ではない」では27.5%。また「あなたの上司の指示は明確である」に対し、「あてはまる」との回答は、「大いに良い上司」では96.1%、「良い上司ではない」では15.3%と、大差がつく結果となった。

「あなたの成果やがんばりを他人に知ってもらう機会」が「ある(大いに+やや)」と答えた割合は、「大いに良い上司」では60.8%、「良い上司ではない」では24.9%。「周囲の人やチームを知る機会」が「ある」との回答は、「大いに良い上司」では72.6%、「良い上司ではない」では28.6%と、いずれも大きな差がみられた。

同調査では「部下と上司、部下とチームが相互に理解し合うことが良い上司の条件であり、やりがいを持って働くために重要である」と指摘している。