前回、初めての妊娠から出産まで、不安もたくさんだった私を夫の政治くんが献身的にサポートしてくれたお話をご紹介しましたが、長女りねんが生まれて始まった怒涛の日々。本当にいろんなことがありました。
まず、当時は完全にフリーターとして生活していた政治くん。一応、某一流私大卒という輝かしい学歴を持っていながら、ミュージシャンとしてのキャリアを積んで、メジャーデビューからほどなくしてバンド脱退。まったく学歴を活かすことなく、フリーターとして生きていた彼と、私は出会いました。
とはいえ、私もモデルの仕事をしながらバイトで生計を立てるような毎日を送っていたし、おたがい貧乏でも2人でいられるだけで超幸せだと本気で思っていた(!)……いわゆる、ラブラブ期特有の魔法にかかっていた私たち(笑)には、正直、暮らしへの不安はまったくと言うほどありませんでした。