7月スタートのプライムタイムの民放春ドラマが、概ね折り返し地点を迎えた。ここまでの全話平均視聴率トップは、5話平均で12.7%の上野樹里主演『監察医 朝顔』(フジテレビ系、毎週月曜21:00~)となった(視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区 ※以下同)。
2019民放夏ドラマ中間平均視聴率ランキング
『監察医 朝顔』は13.7%でスタートし、以降は4話連続12.3%で推移。フジテレビの看板枠“月9”は、17年7月期に放送された『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』が全話平均視聴率トップになっており、それ以来2年ぶりの首位が見えてきた。
2位は、東山紀之主演『刑事7人』(テレビ朝日系、毎週水曜21:00~)。第5シーズンに突入した人気シリーズで、今期も全話11%台以上で安定した数字を維持している。
3位は、TBS“日曜劇場”ブランドの強さが光る大泉洋主演『ノーサイド・ゲーム』(TBS系、毎週日曜21:00~)。18日放送の第6話は、初回以来となる13%台に乗せた。
4位は、大森南朋主演『サイン-法医学者 柚木貴志の事件-』(テレビ朝日系、毎週木曜21:00~)。初回14.3%のトップ発進から第2話で4.8ポイントの大幅ダウンとなったが、その後は3話・5話で2ケタをマークしている。
5位は、唐沢寿明主演『ボイス 110緊急指令室』(日本テレビ系、毎週土曜22:00~)。こちらも、初回から第2話で4.2ポイントのダウンとなったが、第5話・6話で連続2ケタと盛り返した。
現時点での全話平均2ケタは、以上の5作品。なお、2クール放送の『あなたの番です』(日テレ系、毎週日曜22:30~)は、6月30日スタートの『反撃編』の7話平均が10.0%となっている。