エアトリは8月19日、「副業」に関する調査結果を発表した。調査期間は2019年6月18~21日、有効回答は10~70代の個人959人。
就業中・既に退職済みの人に、自身の職場では副業が可能(可能だった)か聞くと、半数近い46.6%が「はい」と回答。一方、「いいえ」は53.4%だった。「副業可能」と答えた割合が多い業種は、1位「流通・小売り・フード」(70.7%)、2位「マスコミ・広告・デザイン」(66.7%)、3位「サービス・レジャー」(65.8%)となった。
就業中の人のうち、「副業をしている」のは約4人に1人にあたる24.3%。他方、副業経験がない人のうち、33.7%が「興味がある・してみたい」と考えており、「副業していないし、する予定もない」の32.9%を上回った。副業を始めてどうだったかを尋ねると、「生活に余裕ができた」が24.5%でトップ。次いで「充実感がある」が18.0%、「睡眠時間が減った」が17.6%となった。
実際にしている副業は、「短期・単発バイト」が最も多く24.1%。同調査では「継続的に1つのことを副業とするのではなくスポットで副業する人が多いようだ」と分析している。以下、「FX・投資」が11.4%、「アンケートモニター」が7.3%と続いたほか、「その他(不動産賃貸、コンサルタント、講師、インストラクター、飲食店など)」が51.0%を占めた。
就業中で、副業の経験はないが興味がある・してみたいと考えている人に、副業をするとしたら何をしたいか質問すると、一番多かったのは「短期・単発バイト」で30.0%となった。