アイドルグループ・嵐の相葉雅紀が主演する日本テレビ系大型特番『24時間テレビ42』(24~25日放送)のドラマスペシャル『絆のペダル』(24日21:00ごろ)がこのほど、クランクアップを迎えた。

  • (左から)相葉雅紀、宮澤崇史さん、薬師丸ひろ子=日本テレビ提供

最も過酷なスポーツとも言われる自転車の「ロードレース」で、“ある奇跡”を成し遂げた実在の人物・宮澤崇史さんが主人公の同ドラマ。宮澤崇史役の相葉と、母・純子役の薬師丸ひろ子がそろって、神奈川・日本テレビ生田スタジオでクランクアップを迎え、ラストカットの撮影が終わってスタジオ中に大きな拍手が沸き起こる中、演出の猪股隆一氏から花束を渡された2人が感想を語った。

薬師丸は撮影を振り返り「とってもいい現場で、気持ち良く演じさせていただきました。感謝致します。観てくださる方の心に響く作品になったと思います。皆さん本当にお疲れさまでした」とコメント。

続いて、相葉は「皆さん本当にお疲れさまでした。宮澤崇史さんという方に出会い、演じさせてもらって、そして(スタッフの)皆さんとご一緒できて、本当に僕の人生の大切な宝物になりました。この役が僕は大好きで、本気で熱くなれる役だったなと思います」と話した。

そして、この日は宮澤崇史さんご本人もスタジオに登場。「相葉さんが演じられることで僕のことを知らない色々な方に『夢を夢のままで終わらせないで』というメッセージを伝えてもらえて、ありがたいです」と感謝の思いを述べた。

さらに、「僕は『自転車』が自分の人生を決めると思っていたので、目標をひとつずつクリアしながら、ただがむしゃらにやってきました。やり始めたとき賛成してくれたのは自分の母親だけ。すごいことをやろうと思っていたわけでもなく、自分の夢を諦めたくないだけ、でした。誰にでも僕と同じようにチャンスがあると思っています。このドラマを観て、誰に何を言われようとも自分の信じる夢に対して『まずやってみよう』という若者が出てくれたらうれしいです」とドラマの見どころを語った