ケンコー・トキナーは、SAMYANG(サムヤン)の超広角単焦点レンズ「XP 10mm F3.5」を8月23日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭価格は137,700円前後を見込む。キヤノンEFマウントに対応する。

  • XP 10mm F3.5

    XP 10mm F3.5

焦点距離は10mm、画角はフルサイズで130度、APS-Cで104度をカバー。同社XPシリーズのレンズの中で最も画角が広く、「世界で最も広角な単焦点レンズ」とする。また、サムヤンの設計技術を結集し、世界最大の画角と共に高い湾曲抑制力を実現。「最新のデジタル一眼レフにおける5,000万画素以上の写真と、8K映像に対応するSAMYANGの最高級レンズ」を謳う。

  • XP 10mm F3.5

    XP 10mm F3.5の作例写真

レンズは11群18枚で、非球面レンズ3枚、低分散レンズ3枚、高屈折レンズ1枚の特殊レンズを採用。色収差やフレア、湾曲など、さまざまな光学収差を抑え、レンズの中心から周辺部まで鮮明な画質と色合いを実現する。絞り羽根は7枚。フィルターの取り付けはできない。

風景や天体、空などの撮影に適するほか、26cmという最短撮影距離を活かし、室内や人物、スナップ撮影にも利用可能。外形寸法は98.1×95mm(直径×高さ)、重量は731g。レンズポーチが付属する。

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    側面