4人組バンド・SEKAI NO OWARIが17日、幕張メッセで行われたロックフェス・サマーソニック(以下サマソニ)の「Spotify on Stage in MIDNIGHT SONIC」に出演した。
「Spotify on Stage in MIDNIGHT SONIC」は、音楽ストリーミングサービス・Spotifyと今年20周年を迎えるサマソニとのコラボレーションにより企画されたもの。セカオワのほか、MGMT、R3HAB、NCT 127、amazarashi、スキマスイッチ、TK from 凛として時雨が深夜帯のステージを盛り上げた。
17日午前1時半頃、MOUNTAIN STAGEに登場したセカオワ。「Death Disco(The Colors)」で一気に引き込むと、「Witch」「YOKOHAMA blues」「ANTI-HERO」を立て続けに披露。その後のMCでリーダーのNakajinは、「こんばんは! SEKAI NO OWARIです!」とあいさつし、「サマーソニック元気ですか!」と観客の反応を確かめながら、「深夜なのにこんなに集まってくれてありがとうございます!」と熱気を帯びた場内に向けてメッセージを送る。
また、「サマーソニックは1回出たことがあって、今回は5年ぶり2回目の出演になります」と報告し、「5年ぶりにも関わらず、こんなにすてきなステージを用意して下さったサマーソニックのみなさん、Spotifyのみなさん、スタッフのみなさん、そしてここに集まってくれたみなさん、改めてありがとうございます」と周囲への感謝も。
そして、「実は日付変わって本日8月17日なんですけど、実は僕たちのメジャーデビュー記念日です」と明かすと、会場が大きな歓声と拍手に包まれる。Fukaseも「私事なんですけど。8周年ですか」と感慨深げで、Nakajinは「バンドメジャーデビューして8年。ちょうど今日がその日になります。なので、今日はその喜びを噛み締めながら、最後までステージをお送りしたいと思います。最後まで楽しんでいってください」と呼び掛けた。
メジャーデビュー日のライブを、渾身の12曲で彩ったセカオワ。End of the World名義で7月26日にリリースした「Lost」も初披露したほか、Fukaseが「もし具合が悪くなったり、具合が悪そうな人がいたら助け合ってください。よろしくお願いします」と体調にも気遣い、曲終わりには「ありがとう」と優しくささやく場面も。最後は「Dragon Night」で場内一体となり、記念すべき深夜のステージを締めくくった。
メジャーデビュー8周年を迎え、Saoriはツイッターに「短いような長いような8年間、音楽を聴いてくれた人たちに感謝です」とコメント。Nakajinは、「いつも応援してくださる皆さま、おかげでここまで走り続ける事が出来ました。本当にありがとうございます。これからも走り続けます!」と決意を新たにしている。
■セットリスト
- (SE)Holy Forest -remixed by melodysheep from U.S.A.
- Death Disco(The Colors)
- Witch
- YOKOHAMA blues
- ANTI-HERO
- スターライトパレード
- Monsoon Night
- Blue Flower
- 蜜の月
- スターゲイザー
- LOST
- Dragon Night