俳優の遠藤憲一が、東海テレビ・フジテレビ系主演ドラマ『それぞれの断崖』(毎週土曜23:40~)のCHEMISTRYが歌う主題歌「Angel」のミュージックビデオ(15日からYouTubeで配信中)に出演。このほど、撮影が行われた。
撮影は先月中旬、都内の地下駐車場で実施。乱暴に停められた1台の黒い車と1人の女。怪しげな青白い照明の中でスモークがたかれ、その空間に「Angel」がエンドレスで流る中、遠藤が登場した。監督の説明を受け、すぐさま撮影を開始し、憂いのある表情で柱にもたれかかるだけで絵になる遠藤の姿に、スタッフから「お~!」と感嘆の声があがる。
まずは、遠藤が女に“撃たれるパターン”を撮影。遠藤は、相手役となる女優・佐古麻由美が、銃を撃つタイミングとその芝居に対して様々なリアクションを見せる。また“撃つのを止めさせて抱き合うパターン”では、「Angel きつく抱きしめてたら~」の歌詞とシンクロする抱擁シーンとなり、撮影の様子を見守っていたCHEMISTRYからも拍手が送られた。
撮影を終えた遠藤は「今回のMVは、厳密にストーリーがあってセリフがあってとかではなく、男と女がいて、撃たれるパターンと、撃つのをやめさせて抱き合うという設定で、自分の中で色々なシチュエーションを考えられて面白かった。ドラマでは、台本があって克明に作っていくっていう難しさや楽しさがある。でも。今回みたいに瞬発力でする表現するやり方も新鮮で好きです」と感想をコメント。
CHEMISTRYの川畑要は「やっぱりしびれますね。言葉がない、セリフがないなかで、本当に目の前で撃たれる姿とか見るのが初めてだったんですけど、僕はそのシーンと、女性をグッと抱きしめる、あの抱きしめ方の男らしさにしびれましたね。素敵です!」、堂珍嘉邦は「なんかもうドラマになってましたよね。ここに自分たちがどういうふうに絡んでいくのか編集がすごい楽しみ。撮影の合間に『(今の演技)大丈夫だった?』『ちょっと色々味付けしちゃったんだけど』とか気さくにお話いただき非常に楽しかったです」と振り返っていた。