アイドルグループ・関ジャニ∞の村上信五が、フジテレビ系『東京2020オリンピック』のメーンキャスターを務めることが14日、分かった。村上がオリンピックのキャスターを務めるのは、今回が初めて。
村上は「初めてオリンピックキャスターを務めるのが東京大会というのは、うれしさ半分、やはりちょっとドキドキ半分というのもあります。オリンピックに携われる機会はなかなかないので、非常に喜ばしくはありますけれども、いつもとは違うプレッシャーを抱えながらの挑戦ではあるかなと思っています」と少し緊張しながら意気込みをコメント。
これまで最も印象に残っているオリンピックについて尋ねると「僕が小学生の時のバルセロナオリンピック(1992年)です! マイケル・ジョーダンが出ていたんです」と即答し、今回の東京大会について、「今までは海外の選手、海外のスターが主役になることが当然多かったですが、今やもう日本はそれに負けないくらいのスーパースターが各競技で現れていますから、次世代のスターというのが東京オリンピックで誰になるのかもぜひ期待したいと思います!」と興奮気味に語る。
村上はフジテレビで、『村上信五とスポーツの神様たち』や『村上信五のスポーツ奇跡の瞬間アワード』『村上信五∞情熱の鼓動』など、スポーツ番組のMCを担当し、競泳・瀬戸大也、陸上・山縣亮太、テニス・錦織圭、卓球・張本智和らトップアスリーを真摯(しんし)に取材しており、「これまで取材をさせていただいた方が出場する競技は全部見たいです!」と待ちきれない様子。「アスリートの方が少しでもほっとできるようなインタビューや、リラックスした表情を引き出せるようなキャスターになれるといいなと思います」と、抱負を述べた。
フジテレビスポーツ局の太田光史プロデューサーは「村上さんが常日頃から大事にされているアスリートの皆さんへの“敬意”をあらためて我々の取材・番組制作の大テーマに掲げ、多くの五輪競技会場が集まるここお台場から明るく、楽しく、情熱ほとばしるオリンピック放送を皆さまにお届けできるよう、村上さんと共に本番までしっかり準備してまいります!」と話している。
なお、村上は、今月25日から開催される『2019世界柔道選手権 東京大会』の中継に、スペシャルゲストとして登場。東京オリンピックと同じ舞台の日本武道館で行われる柔道世界一決定戦を伝える。
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