工作やお絵かきなど、子どもが遊んだあとは、部屋の中が細かいゴミで汚れがち。夏休みともなると、子どもが自宅にいる時間が増えるためなおさらです。そんなとき編集部からパナソニックのハンディ・スティック掃除機「MC-SBU1F」が送られてきたので、子どもに渡して「使っていいよ。これで掃除してみてね」と。さてどうなるか……。
MC-SBU1Fは、ハンディ掃除機でありながら、付属品を使うとスティック掃除機に早変わりするという、おもしろい製品です。ハンディ時のサイズ(幅×奥行×高さ)は55×59×314mm、スティック時のサイズは55×91×1,072mm、本体の重さは0.53kg。集じん容量は0.06L、充電時間は約4時間、使用時間の目安はLONGモードで約30分。パイプ、極細すき間ノズル、ストラップが付属します。
ボタンが2つしかないので、説明しなくても子どもは使い方が分かったようでした。付属のストラップを取り付けて、さっそく掃除スタート!
ゴミを1つ1つ見つけては、吸い取っていくのが楽しいようで、テーブルの上を掃除したあとは、おもちゃを入れているボックス内のゴミや、昆虫の世話をしたときに落ちたゴミを掃除することに。
せっかくなので、床掃除も任せてみよう(編集林:掃除好きになれよー)。パイプとノズルと取り付けると、スティック掃除機になります。
掃除が終わったらゴミ捨て。はじめは「ボタンを押しながらゴミを捨てるのが難しい!」と言っていましたが、何度かやっているうちに覚えました。MC-SBU1Fの取扱説明書には、ダストボックスとフィルターの間にティッシュペーパーを挟み、ダストボックスのお手入れをラクにする方法が案内されています。ただ我が家の場合……ティッシュを挟めることが子どもにとって楽しいらしく、かえってティッシュを無駄にしそうだったので中止に。
「楽しい!これ欲しい」と子どもが感じた理由
家電ライターという筆者の仕事柄、8月は自宅に掃除機が8台あります。掃除機は子どもでも使いやすい家電なので、我が家に新しい掃除機が届くたび、子どもが動かして掃除をします。子どもなのになぜか掃除機にはやたら詳しいという状態。
そこでMC-SBU1Fの感想を聞いてみたところ「楽しい!これ欲しい!」と、なんだかとても気に入った様子。
「小さいから、僕が持つのにちょうどいい。大きい掃除機たくさんあるけど、どれも僕が持つにはちょっと大きいよ。(MC-SBU1Fは)大きい掃除機と同じくらいの音はするけど、小さいのにがんばってゴミをとってるな、って思うよ。
テーブルの上の掃除がすごく楽しい。小さい掃除機(MC-SBU1F)に、消しゴムのカスみたいなゴミを取らせていると、掃除機にごはんをあげているみたいだよね。キレイになるから楽しい。あと、先が細いから虫カゴのそばみたいな小さなところも、キレイにできるでしょ。これなら、工作や勉強のあとに、テーブルをキレイにできると思う!」
それからも、ゴミを見つけると自分でサッとMC-SBU1Fを取り出して掃除するように。母はうれしいぞー! 子どもに専用の掃除機を渡すと、お手伝いのヤル気が盛り上げるのかもしれませんね!