時折届く「通知」は、いまやアプリの活用になくてはならない存在です。メールの到着やスケジュール管理はもちろん、最新ニュースや株価情報、通販アプリの特売情報まで、通知の到着がアプリの起動につながるケースは少なくありません。
Android 9では、そんな通知の到着ペースを調べることができるようになりました。『設定』→「アプリと通知」→「通知(の設定)」の順に画面を開くと、最近通知を送信したアプリが一覧表示されます。通知の新着順だけでなく、通知件数の多い順に並べ替えることもできるほか、右横に表示されたスイッチで通知をオフにする機能も用意されています。
「通知が届くペースを……」とのご質問ですが、画面の並び順として「通知件数の多い順」を選択すると表示されます。「1日あたり3件以下」や「1週間あたり2件以下」のように、アプリごとの通知頻度が表示されるため、煩わしく感じるほどなのかどうか判断の基準にすることができます。それほど重要ではない通知を高頻度に送信してくるアプリと判断するのならば、その場でスイッチをオフにしてしまいましょう。
ところで、この通知の送信ペースを測定する新機能は、うっかり消してしまった通知がどのアプリから届いたのかを調べる目的にも利用できます。通知を送信したアプリが一覧表示される画面で、ソートの基準を「通知の新着順」に変更すれば、最近通知を送信したアプリのなかでもっとも新しいものが一番上の行に表示されます。通知内容そのものは復元できませんが、送信元のアプリを起動すればなにか情報を得られるはずですよ。