Razerは8月9日、eスポーツ プロゲーマーが監修した軽量ゲーミングマウス「Razer Viper」(レイザー ヴァイパー)を国内発表した。8月22日に発売し、価格は税別8,980円。

  • Razer Viper(レイザー ヴァイパー)。eスポーツ プロゲーマー監修のもとで開発された

  • Razer Viperの外観

約69gの軽い有線ゲーミングマウス。メインボタンに独自のオプティカルスイッチを採用することで、従来型のメカニカル(マイクロ)スイッチと比べ、高速なクリックが可能となっている。

メカニカルスイッチでは金属パーツが物理的に接触するため、従来型モデルでは入力信号の跳ね返りをキャンセルするプログラムが搭載されていたが、これが入力遅延の原因になっていたという。

一方オプティカルスイッチでは、物理的な接触がない赤外線ビームによりクリックを検知するため、応答時間0.2ミリ秒という高速入力が実現されている。また、物理接触がないことで、7,000万クリックの高い耐久性も併せ持っている。

  • 左右のメインスイッチは独自開発のオプティカルスイッチだ

  • オプティカルスイッチが組み込まれた左右クリックボタン(裏側)

本体は左右対称筐体デザインで、ゲーミングマウスとしては軽い69gの重さ。接続はUSBで、ケーブルは低摩擦のSpeedflexケーブルを採用した。LEDも搭載し、同社のライティング機能「Razer Chroma」にも対応する。

ボタン数は8ボタンで、マクロ設定やメインボタンの左右切り替えなどをカスタムできるユーティリティ「Razer Synapse 3」に対応。対スピード性能は450IPS、加速度は50G、ポーリングレートは最大1,000Hz(125Hz、500Hz、1,000Hzから選択可)。解像度は16,000dpiで、5段階の切り替えボタンを下部に備える。本体サイズはW66×D127×H38mm。