デザイナー・絵を描くPETERさんが、Twitterにて公開した「スマホがない世界のSNS端末の絵」に注目が集まっている。描かれた端末は、SNS接続に特化したハードウェアのよう。どこか懐かしさも感じられるデザインに、リプライ欄には商品化を希望する声や、使い方について想像をふくらませるコメントが寄せられている。
スマホがない世界のSNS端末の絵を描いた。
— 絵を描くPETER (@peter6409) August 6, 2019
カセットによって色が変わる pic.twitter.com/nuX1n6k4rg
PETEXという文字がロゴのように描かれた、絵を描くPETERさんによる「SNS端末」は、まるで携帯型ゲーム機のようなハードウェア。「カセットによって色が変わる」とのことで、TwitterやInstagramのカセット(カートリッジ)を挿入することで、機器の本体色が変わっていき、没入感が高まるデザインだ。
絵を描くPETERさんはあわせて、仮想のTwitterのカセットを入れて、端末を起動した際のイメージ動画を発表。機器のクリアカラーとなっている部分が、瞬時にTwitterのイメージカラーに変化していく様がみられる。ホームボタンと思われる部分に、ロゴが浮かび上がるのも、にくい。
SNS端末の起動〜〜 pic.twitter.com/PdMONUnf2f
— 絵を描くPETER (@peter6409) August 6, 2019
これらに対し、リプライでは「逆に今の時代だと流行りそう」「全部入れておけるのも確かに便利だけど、こうやってあえて『カートリッジを挿す』方が絶対愛着わくし楽しい」「他のアプリだったらどうなのか色々想像が広がって面白い」という声が。さらに、「なんだろうこのワンダースワン感。懐かしさ的に良い。他にもファミコンとかDSっぽい要素が…」「ゲームボーイカラー(クリア)みたい」「ワンダースワンを思い出しました」といった往時の携帯ゲーム機を思い起こしたというコメントもみられ、「ガラケー全盛期の時代に未来の通信デバイスとして出てきそうなデザインほんと好きっ!! タッチペン備えつきでほとんど使わなくなるけど無ければ無いで困るの好き! ゲームボーイカラーみたいなクリアボディ好きっ!!」と絶賛するリプライも寄せられた。
多かったのは、やはり「欲しい。使ってみたいなー変化すんの楽しそう」「スマホより売れそうというか欲しい」「割と商品化してほしい」「任天堂(ハードとOS)とSONY(カメラ)とFB,Tw,Instgramが主体で作って欲しい」「任天堂早めにこれ出して欲しい」といった意見。確かに、シーンごとに使いたいSNSのカセットを一つ一つ差し替えなければならない手間はありそうだが、どこか不自由さは感じられない。むしろ初めて携帯型ゲーム機を手にした時のワクワクが蘇ってくるようで、商品化希望や試用希望の声が集まっているのも頷けそうだ。