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【この記事のエキスパート】
マラソン完走請負人:牧野 仁
アスレティックトレーナー、ストレングス&コンディショニングトレーナーとして活躍。
アスリートのケガの復帰から、競技力向上まで、様々な知識と経験を駆使して、市民ランナーの指導を専門に行うJapanマラソンクラブを設立。
NHKBS「ラン×スマ」などで指導。著書「楽して走ろうフルマラソン」など多数執筆。(有)スポーツネットワークサービス代表
ジョギングやマラソンなどに幅広く役立つランニングキャップ。日焼け防止や汗対策になるほか、洗濯ができる洗えるおしゃれなタイプも。この記事では、ランニングキャップのおすすめ商品をメンズ用・レディース用・ユニセックス用に分けてご紹介。選び方のポイントも解説します。
日焼けや熱中症の対策に
ランニングキャップの必要性
ランニングキャップをかぶるメリットは、いくつもあります。天気のよい日には、日差しを遮り、雨の日には雨粒や風を避けて視界をクリアにし、寒い時期には防寒具の役割も果たします。また、交通量が多い場所では、目印となって事故防止にもつながることも。
さらに、UVカット対策がなされているキャップなら、紫外線による日焼けや熱中症から身を守ることもできます。
ランナーが快適に、ランニングに集中するためにも、ランニングキャップは欠かせないアイテムです。
おしゃれ・汗対策など
ランニングキャップの選び方
ここからは、通気性、汗蒸れ対策、日差し対策など、ランニングキャップの選び方を紹介します。選び方のポイントは次の6つです。
【1】機能性
【2】日差し対策も万全に!
【3】コンパクトになるか
【4】洗濯機で洗えるか
【5】頭に合ったサイズ
【6】カラーやデザイン
これらのポイントをチェックして自分にピッタリの帽子を選びましょう
【1】機能性で選ぶ
ランニングキャップには、うえで紹介したもののほかに、あると助かる便利な機能がたくさんあります。雨や水に強い防水・撥水対策や汗対策など用途に合わせて機能性を選びましょう。
「通気性」があれば、熱や湿気を逃がせる!
【エキスパートのコメント】
ランニングキャップで暑さ対策を
真夏などの暑い季節で、かつ太陽の下で走るランナーは、キャップをかぶらないなどの暑さ対策をしないと熱中症にかかる危険性があります。
その対策として使えるランニングキャップですが、頭部を直射日光から遮るだけでなく、通気孔やメッシュ素材、ベンチレーション(通気性)など、熱を逃がすための構造が備わっているものが多く販売されています。
ランニングキャップを選ぶ際は、どのように通気性をあげているか必ずチェックしましょう。
雨をはじく「防水性」「撥水性」は必要に応じて!
マラソン大会当日などで、雨が降る可能性が高い場合は、防水性能の高いキャップを選ぶと、頭を濡らさずに走れますよ。
その際注意したいのが、透湿性を備えているか。透湿性とは内側から外側絵水蒸気を出す性能のことです。雨に濡れてもムシムシになることなく、快適に走ることができます。
「吸湿速乾」タイプなら汗をかいても快適!
多くの汗をかくスポーツであるランニングは、ほかのスポーツと違い、走る途中でタオルで顔を拭きにくいもの。そこで、吸湿速乾などの素材を使い、汗などを吸収してくれる機能があれば、頭が蒸れるなど不快な状況の改善が期待できます。
さらに抗菌作用が備わっていたり、額の部分に汗を止める機能が備わっていたりするなど、さまざまな汗対策が施されたものも揃っているので、汗対策に必要な機能をチェックしましょう。
【2】日差し対策も万全に!
【エキスパートのコメント】
サイドつき・UV防止機能に注目
日差しの強い時期に走るランナーにとっては、夏の日差し対策も大切。キャップだけでは側頭部や後頭部など、頭の一部が直射日光にさらされたままになってしまいます。
サンシェイドつきのキャップであれば、顔以外の部分も日差しを遮ることができます。
さらにUV(紫外線)防止機能があれば、強い日差しの中でも頭部への熱を上げにくくすることができます。
男性はもちろんですが、とくに女性ランナーで日焼けが気になる方は、レディース用のキャップをチェックしましょう。
【3】コンパクトに折りたためると持ち運びに便利!
最近は、健康と趣味を兼ねて通勤時や昼休みにランニングをする方が増えています。コンパクトに折りたためるランニングキャップは、ポケットなどに入れて気軽に持ち運べるので、とても便利です。
つばがやわらかい素材(ポリエステルなど)ならば、折りたたんでも大丈夫。自分のランニングスタイルに合わせて、選ぶようにしましょう。
【4】洗濯機で洗えると清潔に保てる!
ランニング中にかいた頭部の汗は、多くはキャップが吸い取っています。汗がついたキャップをそのままにしておくのは、汗染みやニオイ、雑菌が繁殖する原因となるため、こまめに洗いたいものです。
キャップの型崩れを理由に、手洗いを推奨しているメーカーも多いのですが、商品によっては洗濯機で洗っても、問題ないものもあるようです。多少の型崩れはありますが、大きく崩れたりロゴなどが取れたりといったトラブルもなく、依然と同じようにかぶれます。
ただし、メーカーが公式に推奨している洗い方ではないので、自己責任のうえ、試してみるのもいいでしょう。
【5】頭に合ったサイズを選ぶ
ランニングやマラソンは、キャップとともにサングラスを着用することが多いため、ファッションとして被る帽子よりも作りが小さめなので、選ぶ際は注意が必要です。
青年男性の頭囲は55.2~60.2cm、女性は52.8~57.7cmとの統計があります。ランニングキャップの内回りは、男性が58cm前後、女性は55cm前後となっているため、選ぶ際は平均値を目安にするとよいでしょう。
また、ランニングキャップにはアジャスターが付いている商品もあります。自分の頭に合うサイズのキャップをアジャスターでしっかりと固定して、フィット感を調節することができます。深めに被りたい方はアジャスターを調整しましょう。
【6】カラーやデザインで選ぶ
被るキャップのカラーによっては、紫外線対策や暑さ対策ができます。白は色のなかでも紫外線反射率が高く、日差しが強いなかでのランニングに向いています。
黒や紺などの濃い色は、紫外線を吸収するので日焼け防止に役立ちます。紫外線対策を重視するなら、濃い色の帽子を選ぶとよいでしょう。しかし、熱がこもりやすいため、気温の高い時間帯を避けるなど、熱中症などにじゅうぶん注意しましょう。
また、ランニングキャップはデザインが豊富なので、ランニングウェアと合うデザインに注目して選ぶとコーディネートしやすいです。仕事終わりなど夜間にランニングをする方は、光を反射させるリフレクターつきなどの機能にも注目してください。リフレクターつきのキャップは夜間の視認性が高まり、交通事故予防として役立ちます。
ナイキ・アディダス・アシックス
ランニングキャップの人気ブランド!
代表的なランニングキャップメーカーを紹介します。
NIKE(ナイキ):スポーツウェアの王道ブランド
NIKEは、アメリカに本社を持つ、スポーツ用品・スポーツウェアのメーカーです。躍動感を感じられるロゴでも知られています。
NIKEのランニングキャップは、ランナーの走りを妨げない軽量設計。スポーツウェアに精通したメーカーらしく、通気性もよく、速乾性もあるので、ランナーも気持ちよく走りに専念できます。後頭部にあるアジャスターでフィット感を調整できるので、キャップがずれるのを防ぎます。
adidas(アディダス):通気性や吸汗性に優れた製品を展開
アディダスは、ドイツのスポーツ関連メーカーです。靴職人だった兄弟が、それぞれに独立し、兄はアディダス、弟はプーマを設立。どちらもスポーツ関連用品のメーカーであるのもおもしろい逸話のひとつです。
アディダスのランニングキャップは、リサイクルポリエステルを使用しているなど環境に配慮した製品になっています。通気性と吸汗性がよいのが特徴で、ランニング中も頭部に熱や汗を閉じ込めません。UVカットの対策も取られているので、日焼けや熱中症を防ぎます。
asics(アシックス):日差しを遮るシェードタイプも!
アシックスは、1949年に兵庫県神戸市に設立された日本のスポーツメーカーです。青少年の健全な育成のためにスポーツシューズを作ることになったのがはじまりといわれています。
アシックスのキャップの特徴のひとつが、日差しを遮るシェードがついていること。顔に直接日光があたるのを防ぐつばのほかに、耳や首部分にも日よけがついています。また耐水性のあるポリエステル素材を使っているので、多少の雨や雪でも頭部を守ってくれます。
mizuno(ミズノ):特殊加工のつばを採用!
ミズノは1906年に大阪で創業しました。野球関連の商品を多く取り扱い、そこからスポーツ全般の商品も手掛けています。
ミズノのランニングキャップは、通気性のいいメッシュ素材を使用しており、汗が顔に流れ落ちるのを防ぐ汗取りバンドが装備されているのがポイント。特殊加工のつばは丸めても形がくずれないので、コンパクトに収納できるメリットもあります。
UNDER ARMOUR(アンダーアーマー):頭にフィットしやすい設計&素材を採用
アンダーアーマーは、アメリカのブランドです。大学で、フットボール選手だったケビン・プランクが、自身の体験からアスリートの能力を生かすウェアを作りたいという思いから立ち上げられました。
ランニングキャップも、芯のないフロントやカーブを描いたツバなど、ランナーの頭にフィットするようにデザインされています。また伸縮性・速乾力などスポーツをするうえで、プレイヤーの負担にならないポリエステル素材を使っているのもポイントです。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)