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【この記事のエキスパート】
整理収納コンサルタント/暮らしコーディネーター:瀧本 真奈美
株式会社クラシングR 代表取締役
化粧品会社勤務、看護師を経て転職。
整理収納コンサルタント、住宅収納スペシャリスト、時短家事コーディネーター(R)expert他、資格有。
出版書籍6冊、掲載誌は130冊を超える。
専門家として「サタデープラス」「ZIP!」「ラヴィット!」などメディア出演も多数。
SNS総フォロワー19万人のインフルエンサーとして暮らしを提案、執筆、講演、SNSコンサル業務、ショップ経営など幅広く活動している。
ベランダなどに布団を干す時に欠かせないのが、落ちないようにサポートしてくれる布団ばさみ。片手で使える時短商品、安価でかわいいプラスチック製、スタイリッシュなステンレス製など沢山の種類があります。今回は、布団ばさみの選び方とおすすめ商品を紹介します。
整理収納コンサルタントが教える!
布団ばさみの選び方
整理収納コンサルタントの瀧本真奈美さんに、布団ばさみを選ぶときのポイントを3つ教えてもらいました。使いやすくて毎日の家事に役立つ布団ばさみを選びましょう。
ポイントは下記の3つ。
【1】サイズ
【2】素材
【3】機能
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】サイズで選ぶ
【エキスパートのコメント】
第一に確認したいのはベランダの柵の厚みです。細い手すりならさほど心配はありませんが、パラペット(手すり壁)の場合は厚みが20cmを優に超えることも。
デザインがいくら気に入っても、柵+布団の厚みの幅まで開口できなければまったく使うことができません。柵の厚みを正確に把握して対応できるものを選びましょう。
収納を重視するならコンパクトタイプですが、風が強い日にはうまく固定できずに飛んでしまうことも。
そのため強い風も想定して大きなサイズか、またはやや小さくても固定する力が強い、ギア式などのしっかりと固定できる商品を選びましょう。
【2】素材で選ぶ
素材はステンレスやプラスチックを使用した商品が多くあります。
<ステンレス製>
水やサビに強く耐久性もあるため長い期間劣化せず使用することができますが、コストがややかかります。
<プラスチック製>
一般的でとても多くみられますが、経年劣化が避けられず、定期的に交換が必要となるでしょう。その反面、コストは抑えられますし、デザインの違いもあります。
【エキスパートのコメント】
見栄えの面でも、ステンレス製品は高級感がありスタイリッシュですっきり見えるのに対し、プラスチック製品はすべてではありませんがやや生活感が出やすい傾向にあります。
おしゃれにすっきりしたデザインで長く使いたいならステンレス製、なるべくコストを抑えたい場合やまめに交換したい場合にはプラスチック製のものを選ぶといいでしょう。
【3】機能で選ぶ
【エキスパートのコメント】
フックのついたものであれば、もの干し竿(ざお)に吊るして枕などを干すことも可能。
収納の際にもとても便利になります。そのほかにも布団に引っ掛けることで片手で取りつけられるかんたんなタイプのものも使い勝手がよいです。
固定部分が回転し横ずれを防止する機能など、一般的な布団ばさみに+αの機能がついた商品もたくさん発売されています。
「忙しいので家事を時短したい」という点でみれば、やはり片手でかんたんに取り扱えるものや、収納が便利ですぐに使える場所に吊るしておける機能などがあると、日々の家事がらくになるでしょう。
整理収納コンサルタントからのアドバイス
必要個数の把握と収納スペースの確保も重要
【エキスパートのコメント】
ベランダや布団を干すスペースにもよりますが、たくさん干せるスペースがあるとネックになるのが、布団ばさみの個数も増えるということ。
とくに、大きいサイズは個数が増えるとかさばり、収納場所にも困ります。
布団1枚に対して2個セットで使うのか、1個で使うのかにもよりますが、必要な個数を把握したら、その分の収納場所を確保します。
すぐ取れてすぐ使えるのが理想的なので、使う場所の近くに収納場所を確保しましょう。これが家事をらくにすることにつながるポイントです。