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【この記事のエキスパート】
二級建築士、インテリアコーディネーター、整理収納アドバイザー1級:尾崎 友吏子

二級建築士、インテリアコーディネーター、整理収納アドバイザー1級:尾崎 友吏子

3人の男の子を育てながら、建設コンサルタントで働くワーキングマザー。

暮らしをダウンサイジングする生き方や、心地よいシンプルな暮らしを綴ったブログ「cozy-nest 小さく整う暮らし」で多くの読者の支持を得ている。

主婦雑誌で度々取材を受け、講演活動も行う。
初著書に『3人子持ち働く母のモノを減らして家事や家計をラクにする方法』(KADOKAWA)が大人気。

「食事は手作りが基本」「家はいつもスッキリ整えたい」というこだわりは叶えながら、平日朝の家事は1時間、夜も1時間という合理的に行う家事の手法を著書『3人子持ち働く母の「追われない家事」』(KADOKAWA)にて具体的に紹介。


本記事では、鉄フライパンの選び方とおすすめ商品をご紹介。女性でも使いやすい軽量タイプや取っ手が取れるタイプ、IH対応など使いやすい鉄フライパンを厳選しました。さらに、気になるお手入れ方法やシーズニングの仕方もご紹介! ぜひ参考にしてください。

鉄フライパンの特徴|メリット・デメリットは?

鉄フライパンを使うかどうか迷っている方は、まず鉄フライパンのメリット・デメリットをチェックしておきましょう。

鉄フライパンのメリット|大切に育てれば、一生使える

人気の鉄製フライパンは、熱伝導がよく、高温で調理できるのが特徴です。食材に短時間で均一に熱が通って、素材の味を引き出せます。野菜はシャキッと、ステーキなどの肉料理はジューシーかつ旨みたっぷりに仕上げられます。

使い込むほどに油がなじんで、どんどん味が出てくるのも鉄フライパンの魅力です。耐久性が高い金属なので、使用後のメンテナンスを適切におこなえば、一生使えるフライパンとして日々の調理で活躍します。また、現代人には不足しがちな鉄分を摂取する助けになるのもメリットです。

鉄フライパンのデメリット|手間がかかって面倒になることも

鉄フライパンは、初心者には扱いづらいのがデメリットです。買ってからはじめて使う時には、シーズニングと呼ばれる油ならしの作業が必要。また、使用後に洗ったらしっかり乾かさないとサビてしまいやすいのも難点です。気軽に使えるフライパンを探している方は、面倒に感じることが多いかもしれません。

しかし最近では、シーズニング不要なものやお手入れが簡単なものも販売されているので、手間がかかるのは嫌だけれど鉄フライパンを使ってみたいという方は、そういった機能性にも注目してみましょう。

鉄フライパンの選び方

ここからは、鉄フライパンを選ぶポイントを紹介していきます。長く使えるものだからこそ賢く選びましょう。

【1】サイズや重さ
【2】厚さ
【3】取っ手の素材
【4】製造方法
【5】機能性

上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】サイズや重さをチェック

出典:Amazon

使いやすさを左右するのが、サイズと重さ。家族の人数や用途に合わせて選びましょう。片手で調理するなら、1kg以下の軽いタイプがおすすめ。ただし、軽くするために板厚を薄くしている分、理想通りの仕上がりにならない可能性もあります。

人数に合わせて選ぶなら、以下を目安にしてください。

・1~2人分:20~24cm
・3~4人分:26~28cm

一度に作る量に合ったサイズを選びましょう。

【エキスパートのコメント】

いくつかのサイズを用意しておくと便利

鉄フライパンでどんな料理を作るのか想像し、大きすぎず重すぎない、最適なサイズのものを選びましょう。

フライパンのサイズ表記は上部の内径であらわされていて、底面の内径は表記よりも小さくなります。直径18~20cmの小型サイズなら、2人分の目玉焼きやお弁当のおかず作りに。ファミリーなら、炒めものなどで取り扱いやすい26~28cmのプレス式フライパンがひとつはほしいところ。

また、小型の南部鉄器フライパンを人数分持ち、調理した肉や卵、野菜をそのまま食卓にサーブすると、おいしそうな音まで味わえます。いくつかの種類を用意して使い分けるといいでしょう。

【2】厚さをチェック

出典:Amazon

鉄フライパンは、厚いほど蓄熱性が高く、熱が底面全体に伝わって温度差ができにくいです。結果として、焼きムラなどの失敗が少ないほか、揚げ物をしても温度が下がらずカラッと仕上がるのがメリット。

ただ、分厚いぶん重いのがデメリットなので、厚みと重さのバランスを考えて選択しましょう。たとえば、フライパンを振って作るチャーハンや炒めものなどは、1.6mm以下の薄くて軽い鉄フライパンが適しています。また、ステーキなどのじっくり火を通す料理なら、2mm以上の厚みが目安です。

【3】取っ手の素材をチェック

鉄フライパンは大変強い火力で調理できるのが特徴。そこで気をつけたいのが取っ手です。取っ手の素材別に特徴を紹介します。

熱が伝わりにくく持ちやすい「木製・樹脂製」

出典:Amazon

木製や樹脂製の取っ手は、調理による熱が伝わりにくいので、やけどなどのリスクが抑えられます。炒めものなど、フライパンをゆすって調理することが多い場合や、鉄製フライパンを使いはじめたばかりの初心者でも使いやすいでしょう。

一方、フライパンの鍋部分と取ってが一体になっていないため、使っているうちにゆるんでしまう可能性もあります。より長く使えるフライパンをお求めの人は、取っ手の修理やパーツ購入が可能か、事前に確認するといいでしょう。

丈夫で長く愛用できる「金属製」

出典:Amazon

本体と一体になった鉄製ハンドルや、ステンレス製ハンドルが付いたタイプもあります。耐久性が高いため、鉄フライパン手入れをきっちりおこなうことで、一生使えるフライパンとして愛用可能。

また、鉄製フライパンをそのままオーブンに入れて使えるのも、料理好きにはうれしいメリットです。なお。金属製取っ手は調理時の熱が伝わって熱くなりやすいため注意してください。鉄よりもステンレスのほうが熱くなりにくいため、使いやすいでしょう。

【4】製造方法をチェック

鉄フライパンといっても、製造方法によって大きく2種類にわかれます。ひとつは鉄板を型抜きして成形するプレス式フライパン。もうひとつは、溶かした鉄を鋳型(いがた)に流し込んで成形する鋳物(いもの)フライパンです。

プレス式フライパン

出典:Amazon

プレス式は、リーズナブルな価格かつ、扱いやすい軽い鉄フライパンが主流です。炒めものでフライパンをあおったり、片手で持ったりすることが多い場合におすすめです。

ただ厚みが薄すぎると、素材がくっつくほか、焼きムラも起こりやすくてうまく焼けません。板厚は、2mm以上を目安にして選ぶといいでしょう。

鋳物フライパン

出典:Amazon

分厚い鉄鋳物フライパンは、成形過程で表面に分子レベルの穴が無数にできるのが特徴で、その穴に油がなじむことで食材がくっつきにくくなっています。

さらに、蓄熱性が高いので食材をいっそうおいしく焼けるほか、余熱によって食材にゆっくりと火を通すことも可能です。スキレットや南部鉄器が、鋳物フライパンの部類に属します。ただし鋳鉄製フライパンは格段に重いので、扱いきれる重さかどうか、できれば手に持って確認するといいでしょう。

【5】機能性をチェック

便利な機能を持った鉄製フライパンもあるため、あわせてチェックしましょう。

IHに対応しているか

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自宅がIHヒーターの場合は、IH対応である鉄フライパンが必須です。最近は、IH対応のラインナップも増えてきました。

また、IH調理器は直火式に比べると加熱ムラが生じやすいです。IHのコイルからはみ出さないほどのサイズを選べば、比較的加熱ムラが生じにくいですよ!

空焼きが必要ない商品もおすすめ!

出典:Amazon

一般的には、鉄製フライパンをはじめて使用する前には、フライパンに塗られたサビ止め材を焼き切るための、鉄フライパン空焚き(空焼き)をおこないます。

しかし、煙が出たり時間がかかったりして負担に感じることも。現在では特殊処理によって空焼きや油ならしが不要なタイプも登場しています。より気軽に利用しやすいのがメリットなので、手間を減らしたい人はチェックしてください。

鉄フライパンのおすすめメーカー・ブランド

ここからは、鉄フライパンのおすすめメーカー・ブランドをチェックしてみましょう。メーカーごとの特徴を知ることでフライパンを選ぶ際の参考になるので、どんな機能があったらいいかを自分の中で整理しておくのも大切ですよ。

RIVER LIGHT(リバーライト):世界にもユーザーが多い日本メーカー

出典:Amazon

『リバーライト』の鉄フライパンは、機能性とおしゃれなデザインがポイント。木製の取手がアクセントでかわいらしいです。フライパンの表面には特殊な加工がされていて、さびにくく長く使えるフライパンです。

世界中にユーザーが多い国産の鉄製フライパンメーカーとしても知られていて、ユーザーのライフスタイルも考慮して作られている質の高い製品が多いのもこのメーカーの特徴です。

turk(ターク):職人の手作業によるクラシックパン

出典:Amazon

ドイツ生まれのタークは、職人さんが鉄板を何度もたたいて丁寧に作られている高級な鉄フライパン。一枚の鉄板から作られているので、つなぎ目がなく丈夫に使い続けられるのが特徴です。

厚みがあるフライパンなので、一度温めると冷めにくく、焼き料理が圧倒的に美味しく調理できるのでプロからも人気の高い名品です。

柳宗理:定番の調理器具ブランド

出典:Amazon

柳宗理は日本発のブランドで、そのインダストリアルデザインで人気があります。独自のマグマプレートで作った、鉄フライパンはその使い勝手から人気のある商品で、油なじみがよくなって焦げ付きを抑えられるのがメリットです。

また、表面保護加工を施してから、シリコン樹脂塗装で仕上げているので、空焼き(焼き込み)をする必要がなく、手軽に使えるのも人気の理由です。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)