女優の小池栄子が主演する読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『わたし旦那をシェアしてた』(毎週木曜23:59~)の第6話が、きょう8日に放送される。

  • 小池栄子(左)と平山浩行=読売テレビ提供

夫・恭平(平山浩行)の遺言に従いシェアハウスで共同生活を送る晴美(小池)、加奈子(りょう)、茜(岡本玲)だったが、第6話では、3人の妻たちと恭平との出会いについて描かれ、そして「なぜ夫は3人の妻と事実婚をしていたのか?」という本作最大の謎も明かされる。それを解き明かす鍵となっているのは、20年ほど前に始まった、7人の男女が何者かによって殺害された「北神谷町未解決殺人事件」だ。

恭平や妻たちを取り巻く人物たちは、この事件に何らかの関係があったという共通点を持つ。恭平と旧知の仲で、その殺害事件を捜査する刑事・美保(渡辺真起子)。恭平殺害の実行犯の1人で、その被害者遺族でもあるシェアハウス雑用係の秀明(赤楚衛二)。そして妻たちを襲い、自らその加害者本人だと名乗った森(黒木啓司)。ついにその事件と恭平との因縁が明らかになる。

そして、凄惨な過去を背負った恭平は、いかにして妻たちと出会ったのか。晴美、加奈子、茜、それぞれとのなれそめが描かれる。突如目の前に現れ、その人柄に惹かれた妻たちは次第に心を通わせるようになるが、それは運命的な出会いでありながら、後に彼女たちの人生を大きく揺るがすことの始まりでもあった。

第6話は、恭平殺しの実行犯・森に襲われて重傷となったシェアハウスの管理人・文江(夏木マリ)を妻たちが見舞う場面から始まる。それまで互いに恭平とのなれそめを話すことのなかった妻たちだが、各々が自らの思い出を語り出す。

その中で、晴美と加奈子は、恭平の過去につながるある共通人物にたどり着く。恭平の主治医であった笠浦(升毅)だ。彼こそが夫の過去を知り、謎の鍵を握る人物なのではないか――わずかな真実への可能性を求め、晴美は笠浦の元を訪ねるが…。