お笑いコンビのオードリーがMCを務めるNHK総合のドキュメンタリー番組『のぞき見ドキュメント 100カメ』の第2弾が、21日(22:00~22:50)に放送されることが決定した。
この番組は、1つの現場に100台の固定カメラを設置して、人々の“生態”を観察していくもので、「のぞき見」の状況で楽しむことができるのが特徴。第1弾(18年9月17日放送)では『週刊少年ジャンプ』編集部を取り上げ、ギャラクシー賞の月間賞を受賞した
今回は、ネットにまつわる2つの現場をのぞき見する。1つは、日本最大級のファッション通販サイトを運営するZOZOの看板部署・デザイン部の生態観察。業績不振・ネット炎上と、会社が厳しい状況のときに100カメが入った。
前澤友作社長ばかりが有名だが、逆境のとき社員たちはどう生きどう働いていたのか。社長のことをウワサしたり、世間の評価を気にしたりしながらも仕事を進める社員たち。男女半々で若い社員が多い職場ならではの女子トークあるあるや、上司と部下の微妙な人間関係が見どころとなっている。また、会社の方針転換による社運をかけたプロジェクト、社長にプレゼンするという緊迫した場面も見られる。
もう1つは、10~20代に人気の動画クリエイター集団「はじめしゃちょーの畑」。チャンネル登録者数800万以上を誇る「はじめしゃちょー」が去年立ち上げたグループで、1軒のマンションで20代の男性たちが半共同生活を送りながら、日常をテーマに動画を制作している。
小学生が将来なりたい職業第3位のYouTuberだが、その光と影を100カメが目撃。一見遊んでいるとも見える彼らだが、その裏では毎日動画を投稿する苦労、「好きなことで生きていく」というキャッチフレーズでは語りきれないシビアなやりとり、意外な人間関係のしがらみもあった。今どき人気職業の知られざる生態とは…。