パナソニックは8月8日、加湿空気清浄機「F-VXS90」を発表した。スマートフォンと連携し、専用アプリ「ミルエア」を使用して、部屋の空気の状態を確認できる。木目調とホワイトの本体カラーを用意し、発売は9月20日、価格はオープン、推定市場価格(税別)96,000円前後の見込み。
ミルエアアプリでは、部屋の空気の状態(室温、温度、ニオイ、PM2.5、ハウスダスト、花粉)や、1時間ごとの汚れ物質(ニオイ、PM2.5、ハウスダスト)の割合変化を見られる。さらに、F-VXS90のフィルター交換といったお手入れ時期の目安や、給水タイミングの通知機能もあり、アプリ画面の動画でお手入れ方法も確認できる。ミルエアアプリの対応環境は、Android 6.0以上、iOS 11.1.0以上。
F-VXS90本体は、従来モデルから搭載している「花粉撃退モード」を進化。約0.3マイクロメートルの微小粒子から花粉のような大きな汚れまでしっかり検知する「高感度ハウスダストセンサー」と、人の動きを検知する「ひとセンサー」の感度をアップしている。
実際の動作としては、「加湿」自動運転時に湿度を高めに設定し、風量を強めて花粉などを見つける「パトロール運転」を60分に2回実施(従来は60分に1回)。これにより花粉をすばやく発見し、「ダブルフロー花粉撃退気流」を使って床上30cmに溜まりやすいという花粉をパワフルに吸引する。
微粒子イオンのナノイーXを放出する機能も搭載。汚れ物質やニオイ物質、花粉などの影響を減らす。
本体サイズは、W398×D268×H640mm、重さは約11.8kg、加湿量は300から870ml/時間。空気清浄運転の適用床面積は40畳(66平方メートル)、加湿空気清浄運転の適用床面積は35畳(58平方メートル)。