◆本記事はプロモーションが含まれています。

【この記事のエキスパート】
インテリアスタイリスト:窪田 俊

インテリアスタイリスト:窪田 俊

ハウスメーカーでリフォーム業務に携わった後、家具屋でコントラクト事業部を立ち上げる。店舗や住宅の家具を中心としたインテリア用品の卸から住宅店舗のリノベーション、シェアハウスやモデルルームのインテリアコーディネート、スタイリングまで幅広く業務を行う。

家具屋を退職後、インテリアスタイリスト として独立。
広告・カタログ、雑誌のインテリアスタイリングを中心に活動をしている。モデルルームなどのインテリアコーディネートやデコレーションなど空間演出も手がける。

​近年はインテリアに関するコラムなどの執筆、セミナー講師などの活動も行っている。インテリアスタイリング協会講師


ゆったりと寛げるパーソナルチェアは、読書などリラックスタイムにぴったりのアイテム。本記事では、パーソナルチェアの選び方とおすすめ商品をご紹介。IKEAやカリモク家具など人気メーカーの商品をはじめ、おしゃれなデザイナーズチェアなど紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

パーソナルチェアとは

パーソナルチェアとは、一人掛け専用の椅子で、ゆったりとくつろぐために座り心地や素材にこだわっています。テレビを見る、映画鑑賞や読書を楽しむ、仕事の書類に目を通すなど、さまざまな場面で活躍してくれます。

座面に厚みを持たせていて座り心地を追求しているので、腰痛持ちの方や年配の方でも体を痛めずに座れるのが特徴です。また、ひじ掛けがしっかりとしているので、ひじ掛けで身体を支えることもでき、身体に負担がかかりづらいです。

■パーソナルチェアの種類

パーソナルチェアは大きくソファタイプ、オットマンタイプ、ロッキングチェアタイプの3つに分類されます。

▼ゆったり座れるソファタイプ

出典:Amazon

1人用のソファのように、身体とパーソナルチェアの一体感を感じられるのが特徴です。一度腰を下ろしたら立ち上がりたくなるほどの心地よさと、ふかふかの弾力感を全身で感じることでしょう。クッション性があるのはもちろんのこと、身体の形に合わせて座面が沈んでくれるタイプのものもあります。重さのあるものが一般的でしたが、最近では軽量タイプや折りたたみできるタイプも増えてきています。

▼足を伸ばせるオットマンタイプ

座った状態で脚を伸ばせるのが最大の特徴です。脚をのせられるオットマン部分が、椅子と一体型になっているものもあれば、別々になっているものもあります。脚のむくみが気になる方や、気分によってスタイルを変化させたい方におすすめのタイプでしょう。

▼ゆらゆら揺れて眠気を誘うロッキングチェアタイプ

ロッキングチェアとは、脚の下にカーブの付いた板が二本取り付けられているタイプ。ゆりかごのように前後にゆらゆらと揺れながら、心地よい眠りへと誘います。読書をしたりお昼寝したりと、ホッとひと息つきたいときにぴったり。デザイン性に優れているものが多いので、インテリアにこだわりたい方にもおすすめのタイプですよ。

パーソナルチェアの選び方

それでは、パーソナルチェアの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の5つ。

【1】サイズ
【2】重量
【3】シートの素材
【4】リラックスできる機能
【5】デザイン

上記の5つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】サイズをチェック

パーソナルチェアを選ぶときは、使う方の身長や体型を考えて選びましょう。高すぎるものや低すぎるものを選んでしまうと、座りごこちが悪くて身体に負担がかかるおそれがあります。

大柄な方がコンパクトサイズのパーソナルチェアを選ぶと、強度不足でチェアがきしむ可能性があります。反対に小柄な方ですと、座面高が合わず心地よさが得られないかもしれません。

▼がっちり体系の方が使うなら、耐荷重も確認

身体ががっちりしている方は、パーソナルチェアの耐荷重についても確認しておきましょう。耐荷重が少ないものを選んでしまうと、破損の原因となったり、最悪の場合ケガをしてしまうかもしれません。

万が一の場合に備えて、耐荷重をしっかりと確認してください。耐荷重の範囲が広いものも豊富に用意されているので、アイテムが限定され過ぎることもないでしょう。

【2】重量をチェック

パーソナルチェアは軽量タイプのものもありますが、適度な重さがあったほうが安定感があります。軽量タイプのパーソナルチェアは、想定外の体重のかけ方をすると転倒する可能性があるため、小さい子どもがいるご家庭ではとくに気を付けたほうがよいでしょう。

予期せぬケガやトラブルが起こらないためにも、重量をチェックして安定感のあるパーソナルチェアを選びましょう。

【3】シートの素材をチェック

座面や背もたれの素材は、レザー(本革)や合成皮革、ファブリック、木、合成樹脂などです。お手入れの簡単さ、座り心地や肌触りなど、それぞれの素材が持つ特徴を踏まえて、好みの素材を選びましょう。

フレームの素材は、主に木製と金属製の2つです。木材は、あたたかで優しい肌触りが特徴、金属は、クールでスタイリッシュ、デザイン性を出せるのが特徴です。

【4】リラックスできる機能をチェック

出典:Amazon

機能性も快適性を高める大きなポイントになりますので見ていきましょう。

(a)リクライニングができるか

リクライニングは、背もたれを好みの角度に倒せる機能で、この機能があればラクな姿勢で長時間座っていることができます。読書やテレビ・映画・動画の視聴、ゲームなどもリラックスしてできます。中には180度にリクライニングできるモデルもあり、しっかり仮眠をとることもできるのでとても便利です。

(b)ひじ掛け・オットマンがあるか

パーソナルチェアにひじ掛けが付いていれば、座っているときに腕のサポートをしてくれます。また、立ち上がるときもひじ掛けに寄りかかれるので、足腰への負担もかかりにくくなります。

また、足を座面の高さで置くことができるオットマンも、足が疲れているときに重宝します。オットマンは最初から付属されているパーソナルチェアもあれば、別売りのものもありますので、購入前にチェックしましょう。

(c)長時間座っていて疲れない座面か

パーソナルチェアはソファと同様、長時間座ることが多い家具です。購入する前に一度座ってみて自分の好みに合うかしっかりチェックしましょう。

個人の好みにもよりますが、長時間座ることも多いパーソナルチェアの場合、座面は柔らかすぎないものがおすすめです。座面が柔らかすぎると最初の座り心地こそいいですが、姿勢が安定しにくいので長時間座っていると疲れやすいデメリットがあるためです。

(d)折りたたみ式かどうか

パーソナルチェアにも折りたたみ式のタイプもあります。使わないときに収納できるので、一人暮らしの方や、お部屋のスペースが広くないお家でも気軽に使用することができます。それに加え、機能性に関しても優れているので、アウトドア用のパーソナルチェアとしてもおすすめです。

【5】デザインをチェック

椅子と同様に、多様なデザインが楽しめるのもパーソナルチェアの特徴のひとつ。ソファの横に置いてあるだけでも絵になるため、機能性や座り心地に加えて自分の好みの形かどうかもチェックすべきポイントです。

軽やかさを出したい場合はフレームの線が細いものがよいでしょう。とくに木材のフレームはナチュラルさを出しながら軽やかさも演出してくれるので、個人的にはとてもおすすめです。

逆に重厚感を出したい場合は、フレームの線が太いものやフレーム面積が少なく厚手のクッションで構成されたものを選ぶとよいでしょう。

有名メーカー・ブランドの特徴

パーソナルチェアで人気が高いおすすめメーカーをご紹介していきます。

IKEA(イケア)

北欧のブランドである「IKEA」の家具はデザイン性と機能性を高く評価されています。お手頃価格ながら良質なアイテムを手に入れられるので、日本でも大人気のメーカーです。バリエーションも豊富で、自分だけのパーソナルチェアをお探しの方におすすめですよ。ほかの家具も販売しているので、インテリアを「IKEA」で統一するのもいいでしょう。

カリモク家具

出典:Amazon

日本で誕生した「カリモク家具」は、高品質な家具を取り揃えているメーカーです。素材や技術にこだわって作られたものばかりなので、高級感を感じられる仕上がりが特徴的です。インテリアにこだわっている方や、特別感のあるパーソナルチェアをお探しの方におすすめでしょう。良質な素材を使っているので、長期間使用できるのもポイントです。

LOWYA(ロウヤ)

トレンド感のあるおしゃれなインテリアを低価格で手に入れたいのであれば、「LOWYA」がおすすめです。デザイン性に優れており、様々なテイストの雑貨や家具を取り揃えています。また、機能性や品質の高さにもこだわっているので、いつまでも愛用できるパーソナルチェアを見つけることができるでしょう。価格も控えめなので、コスパのいいアイテムを探すことができますよ。

Doris(ドリス)

品質にこだわりながらも価格を抑えた家具を多く販売しており、ライフスタイルに関わらず自由にショッピングを楽しんでほしいという思いからアイテムを作っているメーカーです。バリエーションが豊富で、どんな家にも合うようなアイテムが多数揃っています。

もっとおしゃれな自宅にしたいと考えている方におすすめのメーカーですよ。自宅にぴったりのアイテムを見つけることができるでしょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)