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【この記事のエキスパート】
整理収納アドバイザー:大木 聖美

整理収納アドバイザー:大木 聖美

「無理せず楽しくラクな暮らし」「シンプルで美しく使いやすい収納」をコンセプトに、暮らしに関する情報を日々発信しています。

整理収納・掃除・時短家事・防災備蓄・生前整理に関するセミナーを多数開催。

整理収納や個人宅収納サービスやwebメディアの記事執筆、本や雑誌の監修・撮影、モデルルームの収納提案や収納コーディネート、間取り提案まで幅広く活動中です。

高校生と中学生の男子2人のママ。


デスクまわりの収納に便利なデスクワゴン。本記事では、デスクワゴンの選び方とおすすめ商品をご紹介。おしゃれな白色のスチール製やデスク下に入るスリムタイプ、安くて機能性の高い鍵付タイプなど幅広く紹介しています。ぜひ、デスクワゴン選びの参考にしてくださいね。

デスクワゴンの選び方

それでは、デスクワゴンの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の6つ。

【1】使用場所
【2】サイズ
【3】素材
【4】収納タイプ
【5】引き出しの個数と高さ
【6】そのほか機能性

上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】使用場所をチェック

デスクワゴンを活用するシーンは、主にオフィスか自宅となりますので、それぞれのシーンで求められる機能も異なってきますので、簡単に解説していきます。

▼オフィスで使うなら耐久性をチェック

出典:Amazon

オフィスで使用する場合に求められるのは、耐久性や機能性、そしてサイズです。会社の備品は、長期間の使用を前提にしていますので、耐久性が何よりも重要です。

また、重要書類を保管する収納という面からは、鍵付きなどセキュリティ面を完備しておく必要もあるでしょう。そして、限られたオフィススペースを有効利用するためにも、デスクの下に入れて使えるよう、ちゃんとデスク下に収まるサイズでなければなりません。

▼自宅で使うならインテリアとの相性が大事

出典:Amazon

自宅で使う場合は、インテリアとの調和や収納するものに合わせたデザインであることが優先されるべきでしょう。木製であればインテリアに合わせやすく、スチール製ならインテリアにあった色味を選ぶとよいでしょう。

またリビングでは細々としたものをすっきりまとめたいとか、子供部屋なら教科書などを置いたり収納したいなど、使用するシーンごとに求めるものが変わってくるので、置き場所をイメージして選ぶことが大切です。

【2】サイズをチェック

出典:Amazon

デスクに対してどこに設置するかでサイズ選びが変わってきます。高さ・奥行・横幅はサイズ確認しておきましょう。

まずオーソドックスなデスク下に設置する場合、高さはデスク天板より低いものを選ぶ必要があり、横幅は、足元スペースの余裕をみて、一般的なサイズか、スリムタイプを選びましょう。

デスクと並べて外側に設置する場合は、見た目と使いやすさの両面から、デスク天板の高さと同じ高さのワゴンがおすすめです。机が拡張されたかたちになり、作業スペースが広がります。

また在宅ワーク時の書斎やリビングなどに置く場合には、設置する周辺の家具の高さやサイズとのバランスを見て、大きすぎないサイズを選ぶとよいでしょう。

【3】素材をチェック

オフィスにしろ自宅にしろすでにある家具に合わせて選べば統一性が出て、よりスタイリッシュな空間になりますよね。おもに木製とスチール製が販売されているのでそれぞれの特性を見ていきましょう。

▼ナチュラルな雰囲気に合う「木製」

出典:Amazon

木目を活かしたナチュラルなテイストは、インテリアに合わせやすく、自宅のリビングや書斎、子供部屋などに向いています。塗装の種類やカラーを選べばさらにインテリアと調和させることができるしょう。

▼耐久性がある「スチール製」

出典:Amazon

重厚感があり耐久性が高いのがメリットです。経年変化が少なく汚れにも強いので、メンテナンスが簡単なところ、マグネットがつくのでメモなどを貼って置けるなどが実用面でのメリットです。

【4】収納タイプをチェック

デスクワゴンの使い勝手を決める収納については、引き出しの数と高さ、そして収納方法の違いによるタイプなどをチェックしていきましょう。

▼出し入れがしやすい「オープンタイプ」

出典:Amazon

オープンタイプは、モノを置く棚があるタイプのこと。棚だけのタイプや棚と引き出しの両方があるタイプがあります。棚に置くものの大きさにもよりますが、仕事や作業、また勉強をするときなどは、デスク横において使い、デスクを使わない時には、デスク下に収納しておくなんていう使い方もできるでしょう。

▼スッキリ見せたい場合は「クローズドタイプ」

出典:Amazon

クローズドタイプは、引き出しや扉がついていて収納したものが外から見えないタイプです。すっきりまとめていくうえではクローズドタイプに軍配が上がります。その場合は、引き出しの数や個数、また引き出しの深さなどをチェックしましょう。とくにオフィス使用の場合には、A4ファイルがちゃんと収納できなるかを確認するようにしましょう。

【5】引き出しの個数と高さをチェック

出典:楽天市場

デスクワゴンは、引き出しが2~4個ついているものが多く、引き出し一つひとつの高さ低ければ個数は多く、深いタイプが用意されいているタイプは個数が少なくなります。

ビジネス用途で多いA4を縦に収納したいということなら引き出しの個数を減らしても、深めの引き出しがあるタイプを選ぶべきでしょう。引き出しの中にどういったものを入れるかにより引き出しの個数と高さを決めていきましょう。

【6】そのほか機能性をチェック

デスクワゴンにはいろいろな機能を搭載した商品も多く販売されています。使いやすさを考えるなら機能性にも注目したいところです。

▼ロック機能で大切な書類を保管

出典:Yahoo!ショッピング

【エキスパートのコメント】

大切な書類やアクセサリー、印鑑などをきちんと保管する場所がほしいという場合には、鍵がついた引き出し式のワゴンがおすすめ。鍵つきワゴンの場合、一番うえの引き出しに鍵がついているタイプがほとんどです。

鍵を管理する手間が発生しますが、ちょっとした安心エリアができるので、家庭でも大切なものをしまえる貴重な場として使うことができますね。

▼キャスターつきだと移動に便利

出典:Amazon

オフィスでいけば席替えや引っ越し、家庭では模様替えなどデスクワゴンを動かす機会はあるでしょう。またお掃除をするときなど簡単に移動させることができれば便利ですよね。快適に使っていくうえで、キャスター付きは、欲しい機能のひとつでしょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)