BIGLOBEは8月5日、「働き方に関する意識調査2019」第1弾を発表した。調査期間は2019年7月23~25日、調査対象はインターネット利用者のうちスマートフォンを所有する20~50代の個人で、有効回答は1,000人。

  • 有給休暇を取得(消化)できているか

    有給休暇を取得(消化)できているか

有給休暇(以下、有休)を取得(消化)できているか聞くと、「とてもそう思う」は21.1%、「ややそう思う」は32.7%となり、取得できていると感じる人は計53.8%。2017年の前回調査と比べると、働き方改革以降、有休を取得できていると感じる人(2017年計45.8%)は8.0ポイント増加したことがわかった。

有休を取得できない(しづらい)理由を問うと、「自分が休むと同僚が多く働くことになるから」が29.6%と最も多く、次いで「職場に休める空気がないから」が24.8%、「自分で仕事をコントロールできない業務だから」が22.0%。前回最多だった「職場に休める空気がないから」(33.6%)は2位にランクダウンしており、同調査では「職場の休みづらい空気は若干改善している」と推測している。

有休取得日にしていることは、1位「国内旅行」(50.1%)、2位「時間に追われずのんびり過ごす」(35.7%)、3位「睡眠」(20.3%)。詳細をみると、20代男性は「睡眠」が28%と他の層より高い傾向がみられた。

有休が取れることにより、仕事のクオリティが上がると思うかとの質問には、22.5%が「とてもそう思う」、47.0%が「ややそう思う」と回答し、有休と仕事のクオリティに因果関係を感じている人は7割近い69.5%に上った。