ダンス&ボーカルグループ・EXILE、三代目J SOUL BROTHERSのNAOTOが、フジテレビの動画配信サービス・FODの連続ドラマ『ブスの瞳に恋してる 2019』(9月17日配信スタート)に主演することが6日、明らかになった。
『ブスの瞳に恋してる』は、放送作家の鈴木おさむが、妻・大島美幸(森三中)との“交際ゼロ日婚”や、その後の結婚生活をつづった同名エッセイが原作。06年に稲垣吾郎(当時SMAP)&村上知子(森三中)の共演でカンテレ・フジテレビ系で放送されて以来、13年ぶりのドラマ化となる。
鈴木が自ら脚本を手がける2019年版の今作は、イケメン人気声優・鈴野理(NAOTO)と、声優を目指すアルバイト・大山美幸(富田望生)の結婚までのストーリー。波乱万丈となる2人の新婚生活も描かれ、原作を基に鈴木が新たなラブストーリーを制作した。
鈴木は「新たな形でドラマにしたいとオファーを受けて、だったら、自分で脚本を書き、新たなブス恋をドラマとして作りたいと思いました。声優という設定にしていますが、とてもおもしろいストーリーになったと思います。僕は妻と交際0日で結婚して17年目。今だからこそ、交際0日で結婚することとか、結婚の意味、結婚した後の夫婦と仕事の形とかを描けたらと思いました。この最高のキャストで、形にできることを光栄に思います。沢山の人が見てくれますように!!」とコメントしている。
NAOTO演じる理は、写真集が発売されるほどのイケメンで、国民的人気声優。写真集のサイン会には女性ファンが殺到。所属事務所は理を声優以外にモデルの仕事などビジュアルで売り出そうとする。しかし、理はあくまで声優が本業であり声優として認められたいと、ひとりそのギャップに悩むという役どころだ。
NAOTOは、今回のオファーに「前作をリアルタイムで観ていた世代なのでとてもうれしかったです。リニューアルされ前作とはまた違った現代版『ブス恋』ができ上がりました。心に残るシーン、名言が沢山あります! 沢山笑って、泣いて、楽しんでもらえたらうれしいです。視聴後には皆さんの恋愛観、結婚観が少し変わっているかも!?です(笑)」と語る。
一方の富田演じる美幸は、「焼き肉はコメを食いに来るところ、肉2枚でライス1杯!」というぽっちゃり体型の大食漢で、理と一緒に仕事をすることを夢見て声優を目指しつつ、ホームセンターでアルバイトをしている女性。いつも公園で発声練習している努力家で、明るく勤勉な性格から、アルバイト先でも頼りにされている存在だ。
富田は「“言葉”“行動”どうすればリアルに伝えられるだろう…と、戸惑ってしまうほどの優しさを持つ、美幸さんを演じさせていただきました。相手役というカテゴリーに、お話をいただいた当初はドキドキしていましたが、 EXILE NAOTOさん演じる理さんと過ごす日々に、相手以上の、もっと大きく素敵な関係があるのだと気付きました。とてもあたたかい物語です。お楽しみに!」と呼びかけた。
ほかにも、理の恋人・アリス役を小宮有紗、美幸の友人・花山結花役を佐藤晴美(E-girls/Flower)、理の所属する事務所の社長・重岡真一役を駿河太郎が務める。
そして主題歌は、前作の主題歌としてヒットした倖田來未の「恋のつぼみ」を、Dream Amiがカバー。Dream Amiは「このお話を頂いた時はとてもうれしかったです。今回は、鈴木おさむさんが原作を基に、新たな設定で書き下ろした13年ぶりのドラマ化ということで、私が歌わせていただく主題歌も原曲から少しアレンジを変えて臨ませていただきました。原曲も素晴らしい楽曲で、すごく強烈なインパクトがあるので、自分としての表現ができるか心配でした。ただ、ドラマも新たな設定の書き下ろしということで、倖田來未さんが歌う曲の中に出てくる女の子と、私が歌った曲の中に出てくる女の子が違うように感じていただけたらなと思い、歌わせていただきました。恋する女の子の盛り上がってる気持ちを、自分の恋愛に置き換えて楽しんでいただけたらうれしいです!」と話している。