俳優の山崎賢人と女優の土屋太鳳が、2020年に配信予定のNetflixオリジナルシリーズ『今際の国のアリス』でW主演を務めることがこのほど、明らかになった。2012年放送のTBS系ドラマ『黒の女教師』、2015年のNHK連続テレビ小説『まれ』、同年公開の映画『orange-オレンジ-』以来、4度目の共演となる。

  • 山崎賢人と土屋太鳳

原作は、「週刊少年サンデーS」にて2010年から2015年まで連載後、「週刊少年サンデー」にて2015年から2016年まで連載された、大人気コミックス『今際の国のアリス』(全18巻)。やりきれない日常に苛立つ無職の有栖(アリス)良平が、仲間2人と東京をブラつくある日、不思議な光が放たれ、気づけば周囲の人気は消えていた。しかしその空っぽの東京では“げぇむ”が次から次へと始まり、一歩誤れば命が奪われる理不尽な難題の数々を前に、アリスたちは必死に戦うしかななかった...。

山崎は有栖(アリス)良平役、土屋は、ヒロインで、“げぇむ”の会場でアリスと出会う驚異の身体能力を誇るクライマー・宇佐木(ウサギ)柚葉役を演じる。監督は、山崎主演の映画『キングダム』などの佐藤信介監督。土屋と佐藤監督のタッグは『図書館戦争 BOOK OF MEMORIES』(13)以来となる。

山崎は「世界レベルの大規模な日本のコンテンツを作ろうという企画にとても惹かれ、しかも佐藤監督とまたこうして大きな作品に挑戦できるということで出演を決意しました」とコメント。「この作品は精神的にも体力的にもとても苦しい撮影になると思いますが、共に大変な時期を乗り越えてきた土屋太鳳ちゃんと今、また一緒に頑張れることを嬉しく思っています」と土屋との4度目の共演を喜ぶ。

土屋も、佐藤監督作品への6年ぶりの出演、山崎との再タッグに「感無量です。私が20代のスタートダッシュに賭けた頃を知るお二人であり、新たな役での再会は目標の一つでした」と感激。「未熟な私が女優として存在することは“げぇむ“で存在し続ける難しさに近いものがあります。私はこの四年ただ無我夢中で、自分が何をしてきたのかを把握出来ていません。全力疾走のつもりが後ずさりしたかもしれません。でも情熱だけは込めました。その情熱をウサギの生き様に注ぎ、再タッグに挑戦したいと思います」と意気込んでいる。

※山崎賢人の「崎」は立つ崎(たつさき)