マウスコンピューターは8月3日(土)と4日(日)、沖縄県の沖縄コンベンションセンターにて開催された「夏休みこども自由研究 in 沖縄コンベンションセンター 2019」に出展。広いブースを展開し、マウスコンピューター製パソコンの展示とタッチ&トライ、「Minecraft: Education Edition」の自由体験、プログラミング講座、MOUSE COMPUTER PC LAB(パソコン組み立て)といった、多彩なコンテンツを用意していました。
多くの来場者が入れ替わり立ち替わりブースに訪れる中、目立っていたのは「Minecraft: Education Edition」の自由体験とプログラミング講座です。
Minecraft: Education Editionでプログラミングに触れる
Minecraft: Education Editionの自由体験に用意されたノートパソコンは10台で、だいたいいつも順番待ちの列。詳細は省きますが、Minecraft: Education Editionは教育向けの機能を追加したMinecraftで、プログラム的な操作ができるようになっています。ブースには多くのスタッフがいて、子どもたちの操作を手伝ったり、子どもたちや親御さんの質問に答えたりしていました。
初めてMinecraftに触れたという小学2年生の男の子は、スタッフに教えてもらいながら手慣れたマウス操作でMinecraftのブロックを操り、Minecraftの自由な世界を楽しんでいた様子。
ご両親は「遊んでいるようにしか見えませんね」と笑いつつ、プログラミングやプログラミング的思考というものについて、「なんとなく分かりました」とも。プログラムは「○○のときは▲▲する」の積み重ねでもあるので、筋道を立てて物事を考える習慣が付くのは、日常生活や勉強全般にも役立つのではと話してくれました。
「micro:bit」でプログラミング体験
一方のプログラミング講座は、小さなボードコンピュータ「micro:bit」と、Microsoftが無料で提供しているプログラミング学習ツール「Make Code」を使ったもの。1回ごとの整理券方式だったこともあり、各回の整理券をスタッフが配りはじめると、あっという間になくなっていたようです。
プログラミング講座は1回あたり30分。簡単なテキストが用意され、micro:bitのLEDを好きな図形で光らせる、micro:bitから好きな音を出す、という課題を先生と一緒にこなします。数人の先生がていねいに教えて回り、課題のあとはテキストに書かれたサンプルを参考に、自由にプログラムを組んでmicro:bitを動かします。
参加したのは小学校の中学年から高学年が多い印象。これくらいの年齢になると、パソコン操作もスムーズな子が多いですね。Make Codeは、micro:bitの動作を日本語で書いた「ブロック」を並べて、プログラミングしていくツールです。動作を選んで、ドラッグ&ドロップで配置して……という操作に最初はとまどった様子もありましたが、覚えると早い早い。自分で作ったプログラムでmicro:bitが思った通りに動いたのは、とてもうれしかったことでしょう。
Minecraft: Education Edition自由体験とmicro:bitを使ったプログラミング講座、どちらも短時間のイベントでしたが、2日間という限られた時間の中で、より多くの子どもたちにプログラミングの楽しさを体験してもらう入り口としては、大成功だったのではないでしょうか。