歌手で女優のソニンが、日本テレビ系ドラマ『ボイス 110緊急指令室』(毎週土曜22:00~)で、10日放送の第5話にゲスト出演する。

  • 『ボイス 110緊急指令室』に出演するソニン=日本テレビ提供

唐沢寿明演じる妻を殺された敏腕刑事・樋口彰吾と、真木よう子演じる父を殺された声紋分析官・橘ひかりが、声を手掛かりに事件を解決していく同作。ソニンが演じるのは、子供の虐待が疑われる母・一ノ瀬奈央だ。

日テレのドラマに出演するのは、『天国への応援歌 チアーズ~チアリーディングにかけた青春~』以来15年ぶりとなるソニンは「素直にうれしかったのですが、演じさせていただくのが、虐待が疑われる母親でして…15年ぶりがこれかと…(笑)」と苦笑い。

それでも、「特殊な役柄でしたので、実際に起こった事件を見たり、その背景にも想像を巡らせたりしながら役作りをしました。ここ数年、舞台を多く経験させていただいて、映像は久しぶりだったので、正直不安もありましたが、それでもいざ現場に入るとスタッフさんがとても丁寧に立ち回ってくださり、楽しく演じることができました」と振り返る。

また、「久しぶりの映像作品でしたが、客観的な視点で自分を見れたり、監督の指示の意図をすぐに反映できたりと、さまざまな面で舞台での経験を生かすことができました。現代に起こり得る事件をテーマにしながら息をのむ展開となっている第5話。フィクションの中に、なにかひとつでも見てくださる人たちの心に残せたらと思って演じさせていただいたので、ぜひ楽しみにしていてください」と呼びかけている。