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【この記事のエキスパート】
活かす片づけコンサルタント:えんどう あき
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整理収納アドバイザー1級
ハウスキーピング協会認定講師
福祉住環境コーディネーター2級
収納工房CozyStyle神戸 代表。
国際線客室乗務員や2児の子育て経験を経て、目の回るような忙しさを克服するには、環境の改善がいちばんと悟る。
「足らぬ足らぬは工夫が足らぬ」をモットーに、工夫とアイデアで暮らしやすさを追求。その過程で、捨てるだけでなく活かすことも視野に入れた片づけ方を発案し、現在は「活かす片づけコンサルタント」として関西を中心に活動中。
また、親の介護経験を経て、捨てさせるばかりの終活に疑問を感じ、ご高齢者やそのご家族に向けて、これからを生きるための片づけ「生き活プロジェクト」を提案している。
掲載メディアは「サンキュ」「ハルメク」「神戸新聞」「読売新聞」など。
気軽にコートやバッグを掛けられ、鍵やメガネが置けるポールハンガー。この記事では、ポールハンガーの選び方、おすすめ商品をご紹介。おしゃれで安い木製の商品、突っ張り型・置き型など倒れにくい商品、子供のカバン掛けにも使える商品など数多くある商品の中から厳選しました。
ポールハンガーとは
ポールハンガーとは、リビングや子供部屋などでの洋服掛けとして、また玄関などに設置すれば、よく着る上着などをすぐ取り出せる場所に収納ができるポール状の家具のこと。おしゃれなポールハンガーもたくさんあり、魅せるインテリアアイテムとして使うことも可能です。
お気に入りの洋服や帽子、カバンなどを寝室やリビングにディスプレイしておくこともできますよ。このように、実用的ながら場所を問わずおしゃれに使えるのがポールハンガーの魅力といえるでしょう。
■ポールハンガーの種類・タイプ
ポールハンガーのタイプは、置き型とつっぱり型の大きく2タイプあります。それぞれに特徴がありますので見ていきましょう。
▼置き型
一般的にポールハンガーといえば、この置き型です。大人用から子ども用まであり、高さだけでなくフック数や衣類の掛け方まで商品ごとに違います。デザインもシンプルなものからおしゃれなものまであり発売されている商品が多いので、たくさんの中から選べるのもこの置き型のメリットです。
▼つっぱり型
天井と床を突っ張り棒で固定して使うタイプです。置き型よりも安定感があり倒れる危険が少ないこと、耐荷重性能が高いこと、壁際のスペースなど場所をとらないで設置できることなどがメリットです。
吹き抜けスペースや一般的な住宅よりも天井高がある場合には、設置できない場合があることだけ覚えておいてください。
ポールハンガーの選び方
それでは、ポールハンガーの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の6つ。
【1】サイズ
【2】高さ
【3】素材
【4】フックの位置と個数
【5】耐荷重
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】サイズをチェック
ポールハンガーを置く場所により掛けたい洋服の種類や量が変わってくるのが一般的です。玄関に置くなら外出時によく着る上着や帽子、カバンなどが中心になるため、それほど大きなポールハンガーは必要にならないでしょう。それに対してリビングなどの場合には、シーズン中、頻繁に身に着ける衣類を複数掛けておいたり、洋服タンスの代わりに使ったりすることもあり、少し大きめのポールハンガーの方が使いやすいといえるでしょう。
また、設置した周囲のスペースに少し余裕を持たせるのもポイント。狭い空間に大きなポールハンガーを置いたら生活動線を邪魔することにもなってしまいます。またぱっと見でコンパクトなポールハンガーも洋服を掛けると意外と存在感を増してくるものです。そういったこともイメージしてポールハンガーのサイズを選んでいきましょう。
【2】高さをチェック
高さを選ぶ際には、まず天井高とのバランスを考えましょう。狭い部屋や天井が低い部屋にポールハンガーを置く場合には、少し低めのポールハンガーを置くのがおすすめ。部屋全体のバランスもよくなり、空間をスマートに見せることができます。
また、使う人の身長を考慮して高さを選ぶのもポイントです。身長に合っている高さのポールハンガーなのかそうでないかでは、使いやすさに大きな差がでてきます。使う人の身長と同じくらいか少し高い程度までを高さの目安にしましょう。
【3】素材をチェック
素材は大きく2種類があり、木製と金属(アイアン)製に分かれます。
木製は汎用性の高い素材で、幅広いインテリアに合わせやすいのが特徴です。比較的軽くて持ち運びしやすいところ、自然で優しい雰囲気なところ、天然木なら経年変化を楽しめるところなども魅力でしょう。
一方金属製は、重量が重く安定感を出しやすいこと、耐久性が高いので長く使い続けられることがメリットです。艶ありや艶消しなどの塗装方法やカラーによっても雰囲気が変わってくるのも金属製の特徴といえます。どの素材を選ぶにしてもインテリアにあったタイプを選ぶのが失敗しないコツでしょう。
【4】フックの位置と個数をチェック
フックの数は、使いやすさに直結する部分なのでしっかり確認したいところです。
まずは、誰が何をどのぐらいかけるかを考えてみて必要な個数を決めていきましょう。またフックの位置も重要です。長い丈の衣類なら、裾が床につかない高さにあるフックしか使えませんが、短いものなら低い位置にあるフックでもかけることができます。大人も子供も兼用なら低い位置にフックがあるタイプが重宝するでしょう。これらをトータルで考えて、どの高さに何個のフックが必要かを決めていきましょう。
【5】耐荷重をチェック
マフラー・防止や軽い上着などをかけるだけならあまり気にしなくてもよいですが、冬に着るコートやアウター類、またカバンなども掛けようと考えるなら耐荷重の確認が必要となります。
耐荷重の表記は、フックだけの場合やハンガー全体を合計している場合などさまざまなので注意して確認しましょう。
エキスパートからのアドバイス
デザインもチェックすれば、インテリアにもなる!
【エキスパートのコメント】
機能性、安全性がはずせない条件であることは言うまでもありませんが、デザインも無視できません。部屋のインテリアにマッチしたものを選ぶことも大切です。
ただ、残念ながらどんなにスタイリッシュなポールハンガーを使ったところで、ひとたびモノを掛けてしまえば、そこからにじみ出る生活感のほうが際立ってしまうもの。
モノを掛けたあとの状態を見据えつつ、部屋のインテリアに合ったデザインのポールハンガーを選びましょう。