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【この記事のエキスパート】
建築家/造園建築家(ランドスケープアーキテクト)/一級建築士:松岡 淳
東京・神奈川を中心に全国で活動する「松岡淳建築設計事務所」代表。住宅の設計はもちろん、マンションや店舗・造作家具に至るまで、新築やリフォームに関わらず暮らしにまつわるすべてのものを業務対象としている。
一般的な「工学としての建築」ではなく「環境学としての建築」を学び、人と自然が共に寄り添って永く暮らせる空間づくりを目指している。流行に左右されることなく用途や機能をよく考慮したうえで、求められていること、期待されていることの一歩先・二歩先の提案をすることを常に心がけている。
かつては獣医を目指すほどの動物好きで、特に物心ついたときからの愛犬家。趣味は映画鑑賞、読書、スキューバダイビング等。
ゆらゆらと心地のいい座り心地を体感したい方に!本記事では、ハンギングチェアの選び方やおすすめ商品を紹介。室内&屋外で使える、イス型・ハンモック型それぞれのおしゃれで心地いい商品をピックアップ。たまご型やおしゃれな北欧風など数多くある商品の中から厳選しました。
ハンキングチェアとは
ハイキングチェア(ハンモックチェア)とは、ハンモックのように吊り下げる形でチェアを設置した家具のこと。
もともと南国で気に吊り下げて使う屋外用の椅子として親しまれていました。常夏の南国でも蒸れずに快適に使うことができる素材や工夫が施されています。
現在では、屋外のみならず、室内でも楽しめる商品も数多く販売され、周囲を気にせず、読書や映画鑑賞など、リラックスタイムを優雅に過ごす、お一人様用の特別なスペースとして人気があります。
■ハンギングチェアの種類・形状
チェアのかたちは、大きく分けると「イス型」と「ハンモック型」の2種類です。チェアに座っている時間などにもよりますが、チェアのかたちは、快適に過ごすための大事なポイントになりますので、それぞれの特徴を確認しておきましょう。
▼イス型|座りやすく、種類が豊富
イス型のメリットは、座りやすさにあります。フレーム素材には、籐ではなく人工ラタンといわれるポリエチレン樹脂を使った繊維が多く使われています。形状も丸形やたまご型、また足を伸ばせるタイプなど種類も豊富です。背もたれのカーブが自分に合うか、イスの大きさがあうかなどをチェックするようにしましょう。
▼ハンモック型|いろんな体勢で使える
座る部分が布でできたハンモックになっているタイプ。椅子のように着座スタイルが固定されていないので、自分の好きな態勢で座ることができます。価格も椅子型に比べてリーズナブルなので、コストを重視するならハンモックタイプがよいでしょう。座り心地を決めるのは、ハンモックに使用される素材です。コットンや合成繊維など、肌触りや強度などを参考に選びましょう。
購入を後悔しないための注意点
ハンギングチェアを購入して後悔しないために、注意するポイントもあります。
■安定感がなく、揺れてしまう
ハンギングチェアがどの形状であったとしても、チェア部分は吊り下げられている状態になります。つまり、宙に浮いている状態となり、安定感がなく揺れてしまいます。
結果、人によっては「本を読んでいる最中に酔ってしまった」「細かい作業が揺れてやりにくい」といったことが起こり得ます。
■サイズが大きく、重量がある
ハンギングチェアは、もともと屋外用だったこともあり、サイズは大きめです。大抵の場合で、幅100cm × 奥行100cm × 高さ190cm。そのため、室内に設置する場合、インテリアとしては圧迫感があります。
また、サイズが大きくなる分、重量も重いもので40kgになる商品もあります。持ち運びがしにくく、移動しずらいというデメリットがあります。
以上のポイントをふまえ、購入の際にしっかり気を付けましょう。
ハンギングチェアの選び方
それでは、ハンギングチェアの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。
【1】設置方法
【2】耐荷重
【3】素材や色
【4】収納しやすいか
上記の4つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】設置方法をチェック
ハンギングチェアの設置方法は、主には天井から吊り下げる方法と専用のスタンドを使う方法の2通りです。それぞれの特徴を簡単にご紹介しましょう。
▼吊り下げタイプ|本物のハンモックのように使える
吊り下げタイプは、天井や梁から吊るすタイプ。持ち家の方で設置できるスペースがある方に限られてきます。設置に際しては、住宅の強度にかかわる柱や梁は避けるなど、一定の注意が必要です。安全に使うためには業者に工事を依頼するのがベターです。
▼スタンドタイプ|賃貸でも設置可能
スタンドタイプは、専用のスタンドに吊るすタイプ。天井や梁に吊るすタイプと違い、場所を選ばずスタンドがおけるスペースがあれば設置できること、移動も簡単なことなどがメリットです。手軽にハンギングチェアを導入したいと考えるならスタンドタイプがよいでしょう。
【2】耐荷重をチェック
安全に使用していくためには、導入するハンギングチェアの耐荷重の確認が必要です。多くの商品には耐荷重の記載があるので、まずはそれを参考にします。誤解しやすいのは、体重イコール耐荷重と思ってしまうこと。使い方によって体重以上の負荷がかかることもあるので、表記された耐荷重より2~3割程度割り引いて考えるようにしましょう。なお、今回紹介している商品の多くは、100kg前後から200kg程度のものになります。
【3】素材や色をチェック
素材は、ラタン、人工ラタン、布の3つが使われています。価格や耐久性の点からは人工ラタンがおすすめです。屋内・屋外ともに使えて便利です。布製は、雨ざらしの屋外には不向きですが、取り外しが容易でコンパクトに収納できるので使い勝手はいいです。
また、カラーバリエーションが豊富なアイテムを選べば、インテリアやエクステリアとしても満足度が高くなりますよ。
【4】収納しやすいかチェック
多くの商品は、柱などから吊るして、または専用スタンドに吊るして使います。チェアがどうしても大型になるので使っていないときでも一定のスペースを占有してしまいます。ハンモックタイプなら取り外して収納ができるので便利です。またイス型の中にも、折りたためて収納できるタイプがごくわずかですがありますので、そういった商品も選択肢の一つになるでしょう。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)