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【この記事のエキスパート】
フードスタイリスト・料理家:江口 恵子
ナチュラルフード&スイーツカフェ ORIDO吉祥寺オーナー。
雑誌、広告、WEBサイトなどで、素材感、空気感のあるスタイリングと実生活に根付いた提案が人気。
講演会、料理教室、ケータリング、カフェとあらゆるシチュエーションで野菜たっぷりのおいしくて体に優しい料理を伝えるべく活動中。
パイ料理に欠かせないパイ生地。セブンイレブンやカルディなどでも販売されています。市販の冷凍パイシートがあれば時間短縮になって助かりますね。今回はどのパイシートにしようか悩んでいる人にもわかりやすい選び方とおすすめ商品を紹介します。
パイシートで色んな料理を作ろう!
パイシートをスーパーなどで見かけたことがあっても、使い方が難しそう、手間がかかるのではといった思いがあり、使ったことがない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
パイを最初から自分で作るのは難しいですが、パイシートは簡単に扱えるうえに、いつもとは一味違った料理を作れるアイテムです。
ぜひ、一度使ってみてはいかがでしょうか。
形やタイプをチェック!
パイシートの選び方
料理家の江口恵子さんのアドバイスをもとに、パイシートの選び方を紹介します。ポイントは下記の5つ。
【1】形
【2】タイプ
【3】バターの種類
【4】初心者はピケ入りシート
【5】保存のしやすさ
上記の5つのポイントをおさえることで、より具体的に自分に合うパイシートを選ぶことができます。一つひとつ解説して
料理に合わせて形を選ぶ
冷凍パイシートは、角型や丸型のシート状など、さまざまなものがあります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
「丸型」はポットパイやアップルパイに
「丸型」は、あらかじめパイシートが丸い形に成形されているものを指します。丸いアップルパイやポットパイなどのパイを作るときに適したシートです。自分で成形する手間が省けるうえに、シートが余ることもないので、扱いやすさも魅力です。
「角型」はチョコパイやクロワッサンに
角型は、チョコパイやクロワッサンをはじめさまざまな料理に使いやすいタイプのパイシートです。三角形や丸形にアレンジすることもできますので、どの形にするか迷ったときは角型を選ぶことをおすすめします。初心者にも扱いやすいタイプなので、はじめてパイシートを使うという方は角型を使ってみてはいかがでしょうか。
タイプから選ぶ
パイシートには、料理を作る際の手間を省くことができる商品などもあります。使いやすさという観点からシートの選びかたをご紹介していきます。
伸ばす手間がいらない「ロールタイプ」
ロールタイプとはパイシートをあらかじめ伸ばしてあってロール状に丸めてあるものを指します。自分でパイシートを伸ばす必要がないので、らくに調理ができる点が便利です。できるだけ手間を省きたい方におすすめの商品です。
必要な分だけ使いたい人は「固形タイプ」
固形タイプは、自分で成形をする必要がある固まったタイプのパイシートです。伸ばしてないので、伸ばさないで作るお菓子や料理などの用途にも使用可能となっています。また、自分の好きな薄さや大きさに調整しやすい点も魅力です。
デメリットは、冷凍してあるものの場合はカットするのが難しい点です。きちんと密閉して保存する必要があります。
バターの種類もチェック
パイの味を大きく左右するのがバターです。香り豊かな発酵バターを使ったものや、それ以外を使ったものなどがあるため選ぶ際にチェックしてみましょう。
「発酵バター入り」はコクと香りが最高
発酵バターとは、生クリームから乳酸菌を発酵させて作ったバターのことです。ほかのバターよりもさらにコクと香りが強いことが魅力の商品。発酵バターが入ったパイシートはそのコクと香りが楽しめることと、しっとりとした触感があることがポイントです。
しっとりとしたパイが好きな方やコクと香りが強いパイを作りたいという方におすすめします。
「非発酵バター入り」はあっさりとした味に
非発酵バター入りのパイシートとは、先ほどご紹介した発酵バター以外のバターが入ったパイシートのことです。牛乳から作られたバターが入っているので、ミルクの味と香りを感じることができるのが特徴です。
非発酵バターのものには、食塩が入ったバターを使ったパイシートもあります。食塩入りのものは保存性に優れているので、長期保存をする場合におすすめです。
コスパ重視なら「マーガリン入り」を
マーガリン入りのパイシートは、コストが低く抑えられているため、手軽に購入できるという点が魅力です。また、マーガリン入りの場合、長期保存しやすいという点もメリットとして挙げられます。
バターのようなコクや香りがない点はデメリットになるかもしれませんが、その反面、バターにはないソフトな触感を楽しむことができます。
初心者はピケ入りシートがおすすめ
パイシートを初めて使う人は「ピケ(細かい穴)」が入っている商品がおすすめです。ピケをする理由は、パイ焼くときの火加減が均一になるようにするためです。フォークであけることもできますが、最初から細かい穴が入っていると手間が省けますし焼き上がりの失敗が少なくなります。
少量ずつ使うなら、保存がしやすい小分けタイプを
使う分だけを解凍して使いたいなら、1枚ずつ小分けしてあるものが便利です。品質も保持しやすく、気軽に使えます。
専門家からのアドバイス
【エキスパートのコメント】
ハードルが高く感じるパイ料理やパイ菓子ですが、本格的な味と焼き上がりが期待できる冷凍パイシートが、手ごろな価格で買えるようになりました。
味や使用している素材の質のよさはもちろん、サイズや形のバリエーションも増え、より手間を省いて気軽にパイが焼けるような商品もあります。パイ作りに慣れていない人には、一からパイ生地を作るのは難しいことです。自分の作りたいものに合った市販のパイシートを選んで活用するといいでしょう。