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【この記事のエキスパート】
空間デザイン・DIYクリエイター:網田 真希

空間デザイン・DIYクリエイター:網田 真希

「インテリア空間デザイン」「スタイリング」「写真」「テレビ撮影」「監修」「執筆」などフリースタイルにて幅広く活動中。

予算100万円で自身が住む自宅をフルリノベーション、古材、流木などを使った家具作りが話題となり、様々なメディアにて取り上げられている。

幼少期から物作りが好きで、何でもまず作ってみる、やってみる精神、そんな好きが高じて、趣味から現在のお仕事に発展。


こまやかな作業が求められる場面で、欠かせないアイテムであるピンセット。医療や技術系の現場で使われるイメージが強いですが、工芸や園芸、DIYを趣味としている方にも広く使用されています。本記事では、精密ピンセットの選び方とおすすめ商品を紹介します。

精密ピンセットの選び方

それでは、精密ピンセットの選び方について解説していくので、自分にぴったりのピンセットを選ぶ際の参考にしてみてください。ポイントは下記の3つ。

【1】使用目的にあったタイプ(形状)を選ぶ
【2】目的にあう材質のものを選ぶ
【3】手になじむかどうかで選ぶ

上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】使用目的に合うタイプ(形状)をチェック

精密ピンセットにはさまざまな形状があり、それぞれ用途に合わせて選ぶ必要があります。どんなときにどのように使いたいかを考えてみてください。

ストレートタイプ 

出典:Amazon

先端が先細りしている直線型のピンセットで、オールマイティに使えるのが特徴です。医療用から毛抜き、工作などの作業や機械の組み立て、小骨取りなど何でも繊細に扱うことができるので、自宅に1本あると便利でしょう。極細ピンセットもあるので、狭い場所に使いたいときには、極細タイプを選ぶのがいいですよ。

また、このタイプは先端が平型になっていたり丸型になっていたりと、用途に合わせてさらに選べるのがポイントです。先端が平らになっているので、小さいものを壊さずに扱うことができますよ。押し花や昆虫の羽などを扱うのにぴったりですが、狭い場所では扱いづらいという難点も。

ツル首タイプ

出典:Amazon

ツルの首のように先端が先曲がり型になっていて、真上からでも手元が見えやすいのが特徴です。細かい部品の作業や小さなものを扱うときに便利で、疲れにくいタイプです。テコの作用を使って作業することも可能なので、普段使いだけでなく部品の組み立てや模型作りなどにも重宝されることでしょう。

細かい作業をするためにピンセットを探している方は、ツル首タイプのものがおすすめですよ。

逆作用タイプ

出典:Amazon

一般的なピンセットは、持ち手を握ると先端もぎゅっと閉じますが、逆作用タイプは持ち手を握ると先端が開くタイプです。慣れるまでは操作が難しいので、家庭で使うのは大変かもしれません。

ただ、ピンセットの先端を閉じるのに力が必要にないので、電子工作をする方にとっては、非常に利便性が高いです。一時的にパーツを固定したり、ペンチのように使うこともできるので、機械を扱う方は1本持っておくといいでしょう。

【2】材質をチェック

精密ピンセットは様々な素材のものに触れるため、パーツや周りを傷つけないような素材で作られたタイプを選びましょう。使う目的や対象によってピンセットの材質を選んでいくといいでしょう。

ステンレス

出典:Amazon

ステンレス製のピンセットはサビにくく、耐久性があるのが特徴です。長く使いたいのであれば、ステンレス製のものを選ぶといいでしょう。ただ、非磁性処理をしていないと、感電してしまう恐れがあるため、通電中の機械部品には使えません。

セラミック

出典:Amazon

ステンレス製のピンセットに比べて高額にはなりますが、耐熱性に優れた絶縁体なので通電直後の加熱パーツや高熱分の作業にも使えます。感電やショートするリスクもないので、安心して高熱部分の作業をすることができますよ。

その他(樹脂、竹、チタンなど)

樹脂でできたピンセットは、安価で軽いので扱いやすいですが、耐久性が悪く、耐熱性が低いのが特徴です。対象物によっては溶けたり変形したりする恐れがあるので、気をつけましょう。

竹製で出来たピンセットは絶縁素材なため磁気を帯びず、対象物を傷つけにくいので、壊れやすいものや傷がつきやすいものを扱うのに向いています。チタン製のものは、耐久性がありながら軽量なのが特徴です。軽いので長時間の作業でも疲れにくく、長丁場の作業をする方におすすめですよ。また、非磁性なので熱をもった電子部品などを扱うのにもぴったりでしょう。

【3】手になじむかどうかチェック

ピンセットを使うときには細かい作業が多く、ついつい力が入りがちですよね、繊細な部分に正確な作業を施すためにも、使い勝手がいいものを選びましょう。使い心地がいいと、長時間の作業もしやすいですよ。

しっかり刃先が噛み合うか

出典:Amazon

小さなものをつかめるように嚙み合わせを確認しましょう。実際に手にしてみて、刃先がしっかりと嚙み合うようになっているかを確かめてください。噛み合いがきちんとしていると、軽い力でも対象物をつまめるので使い勝手がよく、長時間の手作業でも疲れにくいでしょう。

グリップの滑り止めや持ちやすさ

出典:Amazon

手元に力が入り汗ばんでしまうと、滑って作業が進まないなんてことも。滑らないように、グリップ部分に滑り止めがついていたり、指の形に合わせて溝が設計されていると、使い勝手の良さが抜群です。いざ使うときのことも考えて、精密ピンセットを選びましょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)