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【この記事のエキスパート】
フラワースタイリスト:Anna Kitano

フラワースタイリスト:Anna Kitano

幼少期より自宅のあったアメリカ/LAを中心とし、様々な国の文化/世界観や空間装飾に触れながら感性を養った。

​国際線客室乗務員の勤務を経て、フレッシュフラワーアレンジメントの世界へ。
世界的に有名なロンドンの生花店、NYでの生け込みやウェディング装飾等でのフローリスト経験を積む。

東京・NY・ロンドンでの花仕事を続けながら、現在は東京でフラワーレッスンを開催。お花単体ではなくテーブル上のトータルでのコーディネートとし、生花・食器・紅茶を併せてのプレゼンテーションを大切にしている。

また、企業商品のスタイリング、企業での出張フラワーレッスン、コラム執筆なども手掛けている。


フローラルテープとは、茎がの補強や茎に見立てたワイヤーを固定する際などに使われるお花用のテープです。本記事では、フローラルテープの選び方とおすすめ商品をご紹介!様々な色展開がある商品もありますので、ぜひチェックしてください。

フローラルテープとは

ポピー(Poppy) テープ フローラルテープD MOG MB -1102:

出典:Amazon

フローラルテープとは、粘着力のある素材でできたお花用のテープのこと。

茎が弱って折れそうになった時の補強や、茎に見立てたワイヤーを固定する際などに使われるため緑色のものが多いです。緑といってもさまざまな色があり、ほかにも用途に合わせて、白色や茶色などもあります。

フローラルテープの選び方

それでは、フローラルテープの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記。

【1】伸縮性
【2】粘着力
【3】色味
【4】テープの幅

上記のポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】伸縮性をチェック

【エキスパートのコメント】

フローラルテープは「軽く引っ張りながら、らせん状に巻く」という使い方をします。テープの両面が、どちらも接着面となっているので、軽く引っ張ることでゆるみなくピンとした状態になり、テープ同士が自然とくっつき合いやすい状態になるからです。

伸縮性があるタイプは、伸ばしながら薄い状態で巻いていくことができ、ゆるむことなく使いやすさを感じると思います。分厚いままのテープを使用するより繊細な仕上がりになりますので、薄く伸ばしながら使用できる伸縮性のある商品がおすすめです。

【2】粘着力をチェック

日本デキシー『フローラテープ モスグリーン』:

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

基本的に、両面どちらにも糊(のり)がついていて接着面となっているタイプが主流です。まれに糊がついていなかったり、糊の量が少ないタイプの商品もありますので、購入前に確認をしてください。

引っ張りながら使用することで、テープ同士がくっつき合い粘着の強度を増していきますので、糊の粘着がしっかりあるタイプの商品ですと、不慣れな方にも使用しやすいアイテムとなります。

しかし、接着力が強いほど指にべとつきが移りますので、こまめに手を洗うなどしてテーピング部分をきれいにたもつよう心がけるとよいでしょう。

【3】色味をチェック

藤久『花創りテープ』:

出典:楽天市場

【エキスパートのコメント】

緑色がいちばんスタンダードなタイプですが、これはお花の自然な茎の色を表現するためです。濃い緑色、薄い緑色、焦げ茶色の色味は、多様なラインナップで販売されているカラー。明るい緑色よりも、濃い緑色のほうが本物の茎の色に近く自然になじみやすいので、一番使いやすい色味であると思います。

近ごろでは、白色などのカラーバリエーションもあり、そちらは生花よりも、アーティフィシャルフラワーやプリザーブドフラワーにより適しているタイプです。ウェディングの真っ白いイメージの作品を作る際、茎の色味であるグリーンを入れないほうがよいという場面で効果的に使用できます。作品に合わせて色味を選びましょう。

【4】テープの幅をチェック

ポピー(Poppy) テープ フローラルテープD MOG MB -1102:

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

通常12mm幅のテープが主流ですが、コサージュやヘッドピースなどの小さな作品には細い6mm幅のテープを使用するとよいでしょう。どのようなタイプのテープでも、使用すれば同じに感じるかもしれませんが、さまざまな角度から見た際に細部にまでこだわって作っている作品はやはり美しいものです。

出来上がりの完成イメージが繊細な作品ほど、しっかりと手間をかけてサイズの合ったテープを使用することで、より美しい仕上がりを目指せますよ。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)