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【この記事のエキスパート】
芸術大学教員/DIYアドバイザー:野口 僚

芸術大学教員/DIYアドバイザー:野口 僚

徳島県の家具メーカーにて木製家具の製造に携わり、機械加工、仕上げ、組み立て、塗装など木工全般と家具製造ノウハウを培いました。

その後東京では業界新業態の体験型DIYショップで店長として勤務。店頭ではお客様の相談に乗りつつ、一人一人にぴったりのDIY用品を提案してきました。

同時にDIYレッスンの企画と講師を行い、日本のDIY文化発展のために努めてきました。

現在は大学のデザイン学部の助手として大学内工房に在中し、
学生に対しデザインやモノづくりの手法などを主に教えています。


本記事では、診断チャートをもとに電動ドライバーの選び方、DIY向けや家具の組み立てなどに活躍するおすすめ商品を紹介。マキタやハイコーキといった人気メーカーを中心に、初心者や女性でも扱いやすい軽量なペン型や、小型で操作性が高いもの、入手しやすい安いものなどをピックアップ。ユーザーのおすすめ商品も参考にしてみてください。

用途に合う?電動ドライバーの種類を確認

DIYや家具の組み立てなど、さまざまな場面で活躍する電動ドライバー。種類が豊富で、どれを選べば良いのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?ここからは、電動ドライバーの主な種類と、それぞれの特長を解説します。

タイプ別診断で発見!あなたにぴったりの電動ドライバーの種類は?

ひと口に電動ドライバーと言っても、その性能は実にさまざま。自分の目的に合う電動ドライバーをしっかり探すことが大事です。

診断チャートで簡単チェック!

上の図があなたにピッタリの電動ドライバーを診断するチャートになります。ぜひチェックして長く使える一品を見つけてくださいね。

A:DIY初心者なら?

出典:Amazon

DIYが初めてという方には、コードレスの小型電動ドライバーがおすすめです。3.6Vクラスの軽量モデルなら、女性でも扱いやすく、基本的なDIY作業に十分な性能を発揮します。充電式で場所を選ばず、LEDライト付きで暗い場所でも作業がしやすいモデルが便利です。価格も手頃で、初めての電動工具としてぴったりです。

B:家具を組み立てるのがメインなら?

出典:Amazon

家具の組み立てには、7.2V~10.8Vクラスの充電式ドライバードリルがぴったりです。トルク調整機能付きのモデルなら、ネジの締めすぎを防ぎ、家具を傷つけることなく組み立てられます。正転・逆転の切り替えもスムーズで、組み立て・分解どちらの作業もラクに行えます。

C:本格的なDIYなら?

出典:Amazon

DIYに慣れている方には、14.4V~18Vクラスの充電式インパクトドライバーがおすすめです。強い締め付け力で、木材への太いネジ打ちや金属への作業もスムーズ。予備バッテリー付きのセットなら、長時間の作業も途切れることなく行えます。様々なビットに対応し、多様な作業に活用できます。

D:コンクリに使うなら?

出典:Amazon

硬いコンクリートには、AC100V電源の有線式ハンマードリルが最適です。コンクリートへの穴あけや、アンカー固定などの作業に必要な強力な打撃力を備えています。バッテリー切れの心配がなく、継続的な重作業も可能。プロ仕様の現場作業でも信頼できる性能を発揮します。

おさえておきたいそのほかの選び方
こちらのポイントもチェック!

上記の診断チャートの補足として、そのほかの電動ドライバーの基本的な選び方も見ていきましょう。ポイントは下記です。

【1】給電方法をチェック
【2】「スピード切り替え機能」があると操作性がアップ
【3】「LEDライト付き」だと暗所でも作業しやすい
【4】電圧やトルクで「パワーの強さ」を確認しておくと安心
【5】サイズ・重量は、使いやすさに直結
【6】付属するビットの数・種類を確認

【1】給電方法をチェック

電動ドライバーを選ぶ際、最初に検討したいのが給電方法です。バッテリー式とコード式、それぞれに特徴があり、作業内容や使用環境によってぴったりなアイテムが変わってきます。

充電して使う取り回しのいい「バッテリー式」

出典:Amazon

コードレスで自由に動き回れるバッテリー式は、DIYや家具の組み立てなど、場所を選ばない作業に最適です。軽量で持ち運びやすく、狭い場所でも扱いやすいのが特徴。電圧は3.6V~18Vまでさまざまで、作業内容に応じて選べます。

最近のモデルは充電池の性能も向上し、1回の充電で長時間使用可能。急速充電対応の機種や予備バッテリーが付属するセットもあり、作業の中断を最小限に抑えられます。ただし、バッテリー残量の管理が必要で、充電切れに注意が必要です。

長時間連続で使える「コード式」

出典:Amazon

電源コードを接続して使用するコード式は、安定した出力が特徴です。バッテリー切れの心配がなく、長時間の連続作業や重負荷の作業に向いています。コンクリートへの穴あけなど、パワーが必要な作業では特に力を発揮します。

価格面でもバッテリー式より手頃で、バッテリーの交換費用も不要。ただし、コードの長さに制限があるため、電源から離れた場所での作業には延長コードが必要になります。また、コードの取り回しに気を使う必要があるため、移動の多い作業には不向きです。

【2】「スピード切り替え機能」があると操作性がアップ

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電動ドライバーの回転スピードは、作業の精度に大きく影響します。

たとえば、低速は繊細なネジ締めや、小さなネジを扱う際に役立ちます。反対に高速は、大量のネジを締め付けたり、穴あけ作業を効率的に行いたい場合に便利です。2段階以上のスピード切り替えができるモデルなら、状況に合わせて最適なスピードを選べ、作業の効率が大幅に向上します。

【3】「LEDライト付き」だと暗所でも作業しやすい

出典:Amazon

暗い場所での作業は、ネジが見えにくく、作業ミスにつながる可能性があります。LEDライト付きの電動ドライバーなら、ドライバーの先端を照らしてくれるため、ネジの位置を確実に確認でき、作業をスムーズに進めることができます。

【4】電圧やトルクで「パワーの強さ」を確認しておくと安心

出典:Amazon

電動ドライバーは、電圧が高いほど、パワフルな作業が可能です。家具の組み立てなら7.2V~10.8V、本格的なDIYなら14.4V~18Vが目安です。トルクとは締め付けの強さを表す数値です。トルク調整機能付きのモデルなら、素材やネジのサイズに合わせて適切な力加減で作業できます。

【5】サイズ・重量は、使いやすさに直結

電動ドライバーのサイズや重量は、作業の快適さに大きく影響します。特に女性や高齢者の方は、軽量モデルを選びましょう。

長時間作業をする場合、軽量なモデルを選ぶと疲れにくいので特に女性や高齢者の方は、軽量モデルを選ぶことをおすすめします。

重量1kg以下、ヘッドサイズ19cm以下だと使いやすい!

出典:Amazon

長時間の作業を快適に行うためには、重量は1kg以下が理想的です。また、ヘッドサイズが19cm以下だと狭い場所での作業もスムーズです。グリップの太さや握り心地も実際に確認できるとベストです。

【6】付属するビットの数・種類を確認

出典:Amazon

標準で付属するビットの種類は、作業の幅を左右します。プラス・マイナスの基本的なビットに加え、六角ビットや特殊ネジ用のビットが付属していると便利です。また、収納ケースや予備ビット、ビットホルダーなど、付属品の充実度もチェックポイントです。頻繁に使用するビットの種類が含まれているかどうかも確認しましょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)