きょう1日に放送されるフジテレビ系番組『直撃!シンソウ坂上』(毎週木曜21:00~)では、ダンス&ボーカルグループのDA PUMPを特集する。
昨年3年半ぶりに発表したシングル「U.S.A.」が大ヒットを記録し、16年ぶりに『NHK紅白歌合戦』出場を果たすなど、再ブレークを果たしたDA PUMP。今回は、メンバー7人全員がスタジオゲストとして出演し、彼らがいかにして再ブレークを果たしたのか、関係者の証言をもとに忠実に再現したVTRや、ゲストの大久保佳代子を交えたスタジオでのトークから、苦難の道のりに迫っていく。
1997年に沖縄出身の4人組グループとして華々しいデビューを飾ったが、05年にリリースした新曲はオリコンランキング19位と低迷。勢いはいつまでも続かなかった。
人気に陰りが見え始めた06年にメンバーが1人脱退し、再起を懸け10周年記念ライブを開催することが決定。並々ならぬ決意でリハーサルに挑んでいたリーダーのISSAだったが、そのリハーサル中に「右大腿骨転子下(みぎだいたいこつてんしか)」を骨折、全治6カ月の大けがを負ってしまった。復活を期した記念ライブは中止を余儀なくされただけでなく、同じ年にはもう1人メンバーが脱退し、DA PUMPはついに2人となってしまう。
デビュー以来、最大の窮地に追い込まれたISSAは、自らメンバーをスカウト。08年にはKENZOをはじめとした現在のメンバー7人が加わって9人体制になったが、再スタートから1年ほどで結成時からのメンバーが脱退して8人体制となり、オリジナルメンバーはついにISSAのみとなった。この状況で発表したシングルはわずか2,300枚ほどしか売れず、オリコンランキングも46位止まり。14年にはさらに1人が脱退し、DA PUMPは現在の7人体制となる。
スタジオではこの頃の心理状態や懐事情などを、ISSAをはじめとしたメンバーたちが赤裸々に語る。活動の場がなくなっていた当時について、ISSAは「自分の中にも色々なことがありすぎた」と明かし、「みんなや事務所に申し訳ない気持ちで合わせる顔がない」と沖縄に帰ってしまっていたという。
コミュニケーションさえ取れないリーダーのISSAに、メンバーの不満は爆発寸前。解散という選択肢も十分考えられる中、メンバーどんな気持ちでいたのか。そしてメンバーがISSAを囲んで集結、勇気を振り絞ってISSAにぶつけた言葉が明かされる。
番組では、この当時のDA PUMPを独占取材したフジテレビの秘蔵映像を公開。そこにはプライドを捨てどん底からはい上がろうとするISSAが、人目を気にせず男泣きする姿があった…。
また番組は、先月アメリカ大使館で行われた「独立記念日パーティー」に初めてテレビカメラを入れることを許され、日本の芸能人として初めて招待されたDA PUMPに密着。さらに、DA PUMP全員の夢だった17年ぶりの武道館ライブの舞台裏も独占取材した。ライブ前日の深夜まで舞台の確認を続けるISSAの姿、DA PUMPを20年以上にわたって見守り続けた大物アーティストの存在、初めての武道館ライブに臨むメンバーの表情などを捉えていく。
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