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【この記事のエキスパート】
ファッションスタイリスト:宮 万紀子

ファッションスタイリスト:宮 万紀子

20代前半より古着ショップを経てファッション業界に入る。

数社の国内アパレル企業で勤務した後、ファッションスタイリストに転身。

タレントのテレビ出演時のスタイリングや広告、CMのスタイリングを数多く手掛ける。

現在は商業ファッションスタイリストと一般の方のコーディネートをするパーソナルスタイリストとを兼務している。


この記事では、すっきりと細身のシルエットが印象的なペンシルスカートの選び方とおすすめ商品を紹介します。体のラインに沿うので、サイズ選びは重要です。ロング丈やハイウエストタイプ、レザー製、デニム製、ニット素材などいろんな商品があるので好みに合わせて選びましょう。

オフィスシーン向きやコーデの好みなどをチェック
ペンシルスカートの選び方

ファッションスタイリストの宮 万紀子さんに、ペンシルスカートを選ぶときのポイントを教えてもらいました。初めてペンシルスカートをセレクトする方はぜひ参考にしてください。

ポイントは下記の6つ。

【1】ベーシックなものを
【2】身長別に選ぶ
【3】季節ごとに選ぶ
【4】歩きやすさ
【5】カラー
【6】サイズ

上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】はじめてのペンシルスカートはベーシックなものを

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

ペンシルスカートやタイトスカートをはじめてセレクトするという人には、やはりベーシックなカラーがおすすめです。ブラックやベージュ、カーキやネイビーなど、合わせやすいカラーをセレクトすれば、着回し力も高く活躍してくれるアイテムになるでしょう。

はじめて選ぶ際は、コットンのようなカジュアルなものよりも、ポリエステル・ポリウレタンをはじめ素材感がキレイめなものを選んでみてください。オンオフ問わずに着られるのはもちろん、ヘビロテアイテムになりそうですね。

【2】身長別のペンシルスカートの選び方

ペンシルスカートは、縦長効果を生み出してくれる半面、体型で気になる部分が目立ってしまう可能性もあります。ここでは、とくに身長が165cm以上、または155cm未満の人でもペンシルスカートをうまく着こなすためにポイントなる点を見ていきましょう。

身長155cm未満の場合

ペンシルスカートは、膝下からふくらはぎあたりまでの丈が主流です。見た目は素敵に見えても、選ぶ際は自分の身長に合わせてマッチする丈のペンシルスカートにしましょう。

身長が低めであれば、膝下あたりの丈を選び、ふくらはぎあたりなどの中途半端な長さは避けるといいですね。重心が下がることで全体のバランスが取りにくくなることを防ぎます。

身長165cm以上の場合

出典:Amazon

身長が高めの人ならふくらはぎの真ん中あたりのミモレ丈を選ぶと、縦長効果をより効果的に使うことができるので、全体的にすっきりとした外見になりやすいです。足長効果も期待できますよ。

【3】季節ごとの選び方にも注目

出典:Amazon

ペンシルスカートは季節ごとに合ったトレンドがあります。季節ごとのペンシルスカートの着こなしにも注目してみてください。

【春夏】はトップスの色・柄がポイント

春夏に注目したいのは、トップスの色や柄。ペンシルシルエットならほどよく落ち着いた印象になるので、春であれば薄手の白いニットなど春らしい色。夏であれば、1枚で華やかになる柄物やタンクトップをインナーに合わせるのもおしゃれに着こなすコツです。

【秋冬】はシックに黒を取り入れる

秋冬はゆるっとしたトップスを合わせてみましょう。秋はアースカラーをうまく取り入れて、冬はロングスカートでシックな黒をセレクトするとこなれ感があって大人っぽく仕上がります。
また冬に取り入れたいのは、ニットタイプ。リブニット素材のペンシルスカートならラインもきれいです。

【4】歩きやすいペンシルスカートは?

ペンシルスカートはトレンド感たっぷりで、ぜひチャレンジしたいアイテムのひとつ。ここでは、用途・シーンをイメージしながら、歩きやすいペンシルスカートの選び方を見ていきましょう。

スリットが入ったデザインを

出典:Amazon

オフィスなど動きのある場面では「歩きやすい」タイプを選びたいですよね。そこで紹介したいのが、スリットが入りのデザインです。フロント・バックにスリットが入っているタイプはたくさんラインナップされているので、ぜひ試着してみましょう。

ただ、あまりにもスリットが深く入っていると、走った際にはだけてしまう場合もあります。試着して自分の身長に合うタイプ、歩きやすい1枚を探してみましょう。

スリットが入っていないペンシルスカートを選ぶ際のポイント

スリットが入っていないタイプもおしゃれで捨てがたいときには、スリットなしで素材に柔軟性のあるものを選ぶといいでしょう。

ニット素材やストレッチ素材など、体の動きに合わせて生地が伸縮するタイプなら、動きのある場面でもつまずいたり転んだりする不安が少なくすむので、安心して着こなせるでしょう。

【5】鮮やかカラーはセカンドセレクトで

出典:楽天市場

【エキスパートのコメント】

ペンシルスカートやタイトスカートで、すでにベーシックカラーのキレイめなデザインのものをお持ちの人もいることでしょう。セカンドセレクトには鮮やかなピンクやブルー、赤などの色ものを選んでみるのもおすすめです。

いつものコーディネートがぐっと明るく華やかな印象になりますし、鮮やかなカラーをまとえば気持ちもリフレッシュできますよ。

【6】サイズ選びは慎重に

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

ペンシルスカートを選ぶ際には、サイズ感にはじゅうぶん気をつけてセレクトしましょう。ペンシルスカートは、シルエットがボディラインにそったデザインなので、自分にジャストフィットのものでないと、シルエットが崩れてしまいがちです。

ウエストが入っても、ヒップが入らないものを選んでしまわないようにするのも重要。ある程度ブランドのサイジングを把握してから検討するといいですね。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)