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【この記事のエキスパート】
お菓子・パン・ジャム研究家:飯田 順子
結婚後かねてから大好きだったお菓子・パンの研究をスタート。
専門書を片手にお菓子を作り続け、パティシエの講習会にも参加し、独自のレシピを開発。1998年よりお菓子・パン・料理教室を主宰。
スィーツファンを集めて都内の有名パティスリー巡りやフランスへのスィーツツアーを定期的に開催する一方で、毎年フランスで研修を重ね、リッツエスコフィエやベルエコンセイユで本格的に学ぶ。
現地のパティシエやマダムからの取材をもとにプロのテクニックと家庭菓子への造詣を深める。著書多数。
チョコの種類はさまざまですが、なかでも人気なのがトリュフチョコ。ガナッシュにココアをまぶしたものが基本ですが、種類が豊富なのでどれを選べばいいか悩む方も多いのでは? 本記事では、トリュフチョコの選び方とおすすめ商品をご紹介します。
トリフチョコとは
トリュフチョコとは、フランス料理に使われる高級食材のトリュフによせて作られたチョコレートのことです。ココアパウダーをまぶすことで、まるで本物のトリュフが土から掘り起こされたような様子を演出しています。
一般的には丸いトリュフを思い浮かべるかもしれませんが、さいきんではさまざま形や味のものが多数
登場しています。ぜひお気に入りのトリュフを見つけてくださいね。
トリュフチョコの選び方
まずは、バレンタインデーに贈りたいトリュフチョコの選び方を紹介します。お菓子研究家の飯田順子さんのアドバイスも参考にして商品を検討してみましょう。ポイントは下記5点。
【1】タイプで選ぶ
【2】ブランドで選ぶ
【3】フレーバーで選ぶ
【4】アルコールの有無で選ぶ
【5】日もちや保存方法もチェック
それぞれ解説していくのでチェックしてみましょう。
【1】トリュフチョコのタイプで選ぶ
トリュフチョコレートは、【アメリカントリュフ・ヨーロピアントリュフ・スイストリュフ】の3種類に分けられます。それぞれの特徴を見てみましょう。
アメリカントリュフ
「アメリカントリュフ」は、チョコレートにバターやココナッツ油を混ぜ合わせ、チョコレートでコーティングしたもの。甘さがあり、ねっとりした食感のトリュフチョコです。外側はチョコレートでコーティングされているので、長期保存もOK。甘党の方やコーヒー好きな方におすすめです。
ヨーロピアントリュフ
「ヨーロピアントリュフ」は、ココアパウダーや粉ミルク、ヘーゼルナッツやアーモンドなどのナッツ類をまぶしたものが一般的です。ドライフルーツやアルコールなどが入っているものもあり、ちょっと大人の贅沢な味わい。目上の方やお世話になっている方に贈るのがおすすめです。
スイストリュフ
「スイストリュフ」は、チョコレートに生クリームとバターを混ぜ合わせ、ココアパウダーをまぶしたものです。生チョコのイメージに近く、とろけるなめらかな口どけを楽しめます。普段からチョコレートが好きな方におすすめ。ただし、生クリームが入っている分、賞味期限が短く、冷蔵保存が必須となります。
【2】ブランドで選ぶ
バレンタインチョコは、やはり特別感があるこだわりのチョコレートを贈りたいもの。恋人に贈るなら、いつもよりおいしいチョコを選びたいですよね。そんな方には、味に定評のある、有名なヨーロッパのトリュフチョコがおすすめ。ちょっと奮発してゴディバやリンツなどの老舗(しにせ)ブランドのチョコを贈るのもステキです。
パッケ-ジにこだわっているメーカーも多く、キレイなラッピングの商品は、受け取った方によろこんでもらえるでしょう。自分ではふだん買わないようなチョコは、もらったらうれしいもの。
缶入りなどの高級感のある包装は、上司や目上の方にわたすのにもぴったりです。
【3】好みのフレーバーで選ぶ
ひと味違うバレンタインを演出したいなら、フレーバーで楽しむのもアリです。ホワイトチョコやミルクチョコ、ダークチョコなど王道だけでも種類が豊富ですが、ここに変わり種の抹茶フレーバーやイチゴ味などがあると、見た目の色合いが華やかになりますよね。
ただ、フレーバーは好きか苦手かわかれることもありますので、贈る相手の好みを事前に確認してくださいね。
【4】アルコールの有無で選ぶ
トリュフチョコのなかには、シャンパンやウイスキーで練り上げたクリームをチョコレートで包んだシャンパントリュフチョコやウイスキートリュフチョコなどのような、アルコールをたっぷりと含んだものがあります。
お酒とチョコレートの相性はよく、ラム酒やブランデーなどを風味づけや香りづけに使っているチョコレートも多いです。贈る相手はアルコールが苦手ではないかなど、購入前にしっかり確認してください。原材料表をチェックすると、アルコールを含む商品なのかを確認できます。
ただし、なかには「微量」「アルコール○%」などと書いていない場合もありますので、心配なら販売元に聞いてみるといいでしょう。
【5】日もちや保存方法も確認
トリュフチョコは、その作り方によって大きく2つに分けられます。
ひとつは、生クリームがたっぷりと含まれたガナッシュに、そのままココアパウダーがまぶしてあるフレッシュなもの。もうひとつは、バターやココナッツ油でかたさを調節し、チョコレートでコーティングしてあるものです。
ヨーロッパのチョコレートは、やわらかく溶けやすいものが主流。食べたときの口溶けがすばらしい反面、取扱いには注意が必要です。たとえば、持ち運びするときは保冷剤をつけるのが基本。おいしく食べてもらうため、保冷バッグの利用など、渡す相手の状況をふまえた工夫を検討してください。
一方、チョコレートコーティングしてあるタイプは比較的日もちがよいので、取り扱いも難しくありません。冷暗所で保存すればいいので、少しの持ち歩きなら問題ない商品もあります。こちらのタイプは、口溶けがややねっとりしているのが特徴です。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)