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【この記事のエキスパート】
料理家・フードスタイリスト・テーブルウェアスタイリスト:池 ももこ
お米もまともに炊けない料理オンチの状態から独学で華やか家庭料理・スイーツのプロに。
食事制限ゼロ、おいしい食事で−15kgのダイエットにも成功し、ファッション誌の読者モデルなどとしても活動中。
きれいとおいしいはつくれる”を活動テーマとし、料理教室「4step kitchen」を主宰。4stepで食卓がパッと華やぐお手軽レシピに定評がある。
料理教室を運営する傍ら、メディア出演・企業でのメニュー開発や食空間スタイリング・イベント講師・コラム執筆など幅広く活動中。
この記事では、甘くておいしいことに加えてダイエットや美容効果が期待できるメープルシロップの選び方とおすすめ商品を紹介します。ゴールデンやアンバーといったグレードの種類があるので用途に合わせて選びましょう。人気のカナダ産や、コスパのいい業務用などを厳選!
美容やダイエットに!
メープルシロップの魅力
メープルシロップには、はちみつや上白糖にはない魅力があります。まずはメープルシロップの魅力を紹介しましょう。
上白糖・はちみつよりカロリーが低くダイエット中でも使いやすい
メープルシロップは、一般的に100gあたり約257kcalとはちみつや上白糖よりも低カロリーなのが特徴です。少量でもしっかり甘さを感じられるだけでなく、カロリーそのものが低いのでダイエット中でも使いやすい甘味料といえるでしょう。
ダイエット中の甘味料としてメープルシロップを取り入れるのであれば、シロップが直接舌に触れるような摂り方で取り入れるのがポイントです。直接舌に触れるほうがより強く甘味を感じられるので、少量でも満足感が得られます。
ポリフェノールやビタミン・ミネラルが豊富
メープルシロップには、ほかの甘味料よりもポリフェノールやビタミン・ミネラルが豊富に含まれています。とくに、日本人に不足しがちなカルシウム・カリウムが豊富に含まれているのがポイントです。
できるだけ体にやさしい甘味料を使いたい・口にするものの栄養素にこだわりたい人には、ぴったりの甘味料といえるでしょう。
調味料としても使えるので、砂糖の代わりに料理に使用してみてもいいでしょう。
甘くておいしい!
メープルシロップの選び方
フードスタイリストの池 ももこさんへの取材をもとに、メープルシロップを選ぶときのポイントをご紹介します。
原産国で選ぶ
メープルシロップといえば、カナダ産が有名です。そのため、選ぶ際にはまずカナダ産であるかを確認しましょう。
商品のラベルには、以下のように記載されています。
英語表記:PRODUCT OF CANADA
フランス語表記:PRODUIT DU CANADA
世界で流通するメープルシロップの約70%がカナダのケベック州産です。
「グレード」で選ぶ
メープルシロップには、選ぶ上でぜひ知っておいていただきたい大事なポイントがあります。それはズバリ、「グレード」。
2016年より、グレードの新基準が適用され、食用に販売されているものの全てのグレードが「Canada Grade A」というカテゴリーに属します。
そのなかで4段階の基準が設けられており、ゴールデン/デリケートテイスト、アンバー/リッチテイスト、ダーク/ロバストテイスト、ベリーダーク/ストロングテイストの4種に分けられています。(以降これを「カラークラス」と呼びます。)
これは、品質のグレードという訳ではなく、メープルシロップの採取時期、風味や色、また糖の含量(がんりょう)の違いによるものです。
朝食のトーストやヨーグルトにかけてさっぱりいただきたいときには、ゴールデンやアンバー、フルーツを煮込んだりワッフルなどにかけてコクのある甘みを楽しみたいときにはダークかベリーダークがおすすめです。
デリケートな味わいの「ゴールデン」
金色に輝くゴールデングレードのメープルシロップは、メープルの樹液採取時期のはじめに採取された樹液から作られます。透明度が高い希少なシロップで、繊細な風味と軽やかな甘みが楽しめるのがポイント。
上品な味わいで、おもにパンや菓子、料理などに使われることが多いです。フレッシュフルーツや紅茶とも相性がよいです。
リッチな味わいの「アンバー」
ゴールデンの次に採取される樹液から作られるのがアンバーグレードのメープルシロップです。明るい琥珀色で、マイルドでデリケートな味と樹液の香りが楽しめます。すっきりと透明感のある甘さもポイントです。
料理やデザートのソースに使うほか、ヨーグルトやホットケーキに砂糖代わりに掛けて味わうとよいでしょう。
バランスがよい「ダーク」
色が濃く、カラメルのような風味も感じられるのがダークグレードのメープルシロップです。アンバーよりあとに採取された樹液で作られます。味も濃厚で、パンや菓子の風味付けはもちろん、料理に使ってもメープルの香ばしい風味が感じられるでしょう。
しっかりと存在感のある香りと味わいは、肉のソテーなどとも相性がよいです。
豊かな風味の「ベリーダーク」
濃い琥珀色のベリーダークは、ダークよりあとに採取された樹液で作られたメープルシロップです。香りが強く、しっかりとしたコクが感じられる味わいで、少量でもメープルの風味が楽しめます。
菓子やパンに練りこむほか、黒蜜の代わりにくずもちやあんみつにかけてもおいしいでしょう。
テーブルシロップとして使うよりも、調味料として使われることが多いグレードです。
原材料をチェック!
メープルシロップを選ぶときは、原料にメープルの樹液だけが使われているものを選びましょう。
メープル樹液のみを使って作られているかについては、ラベルをチェックしましょう。メープル樹液だけを煮詰めて作られた製品である場合には、英語・フランス語で「PURE・PUR」と表示されています。
これはカナダの「メープル製品規則」に則った表記で、模造品にはこの表記がつけられることはありません。
気分やコンディションで自分好みをセレクト!
メープルシロップは、自然甘味料のなかでも代表的なもののひとつです。精製されたお砂糖や、濃密なマヌカハニーなどと比べて、甘さ控えめでミネラル分も豊富。
どうしても何か甘いものが食べたくなったときでも罪悪感の少ないトッピングとして、お使いいただくこともおすすめです。
他の甘味料の代わりとしても使い勝手のよい優しい甘みのため、カットフルーツやコーヒーなどと合わせても相性抜群です。
ダイエット中の方や、健康に気をつけながら甘いものを楽しみたい方には「メープルスイートタイム」をぜひ一度お試しいただきたいです!
料理に合わせて選ぶ
デザートのトッピングやお菓子作りに用いられることが多いイメージのメープルシロップ。実はお料理とも意外と相性がよいということをご存知でしょうか? とくに野菜との相性は抜群で、人参やさつまいも、きゅうりやトマトと合わせてもあっさりおいしくいただけます。
この特性をいかし、たとえばサラダのドレッシングを「メープルシロップ×油×白ワインビネガー(酢)」などで作るとサラダの風味やリッチ感もグッとアップしますよ。
お砂糖をたっぷり使う煮物にも、メープルシロップをちょい足しすると、まろやかさのある仕上がりになります。料理のテイストによってカラーを使い分けするというのもおすすめです。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)