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【この記事のエキスパート】
空間デザイン・DIYクリエイター:網田 真希
「インテリア空間デザイン」「スタイリング」「写真」「テレビ撮影」「監修」「執筆」などフリースタイルにて幅広く活動中。
予算100万円で自身が住む自宅をフルリノベーション、古材、流木などを使った家具作りが話題となり、様々なメディアにて取り上げられている。
幼少期から物作りが好きで、何でもまず作ってみる、やってみる精神、そんな好きが高じて、趣味から現在のお仕事に発展。
ステープルという大きな針でホッチキスのように固定する、タッカー。簡単に板を貼り合わせたり、家具に布をつけたりすることができます。本記事では、タッカーの選び方、ユーザーのイチオシ、エキスパート、編集部が厳選したおすすめ商品を紹介。バイクシートや椅子の張り替えに使える、手動・電動タイプの商品を厳選しました。
タッカーとは
タッカーとは、大きなホチキス針を発射して布や鉄鋼などを固定する工具のこと。主に建築や木工で使われる工具ですが、近年ではDIYをおこなう際、椅子やソファー等の張り替えや机の組み立てなどに用いられるようになりました。
接着剤などで固定をする場合もあるのですが、タッカーであれば接着剤が固まる時間もかからず、よりしっかりと固定が出来る、またそのほかにも色々固定をするために活用が出来るため、とても身近な工具となっています。
■タッカーの種類・タイプ
まずはタッカーを使用する場所やどんな素材を固定するかなどで見ていきましょう。
▼手動タイプ:細かな作業がしやすい
電源がない場所で使用する場合や、どこでも使用できるバッテリーなどがない手動タイプはどんな場所でも使用できるため便利です。
しかしながらタッカーはステープル針を素材に勢いよく発射し、打ち込む工具なので手動の場合は結構な握力を必要とします。長時間の使用や、連続して使用する場合はとても重労働となるので注意しましょう。
▼電動タッカー:初心者や力がない人でも安心
電動タイプのものだと、ボタンを押すだけでステープルを発射してくれるので、握力もいらず、連続した作業にとても便利。
一般向けの低価格モデルも充実してきていますよ。タッカーには発射威力を調整できるものもあるので、素材にキツく食い込ませたり、素材の面に合わせたりと、調整が可能かどうかも注目するべきポイントです。
(★)ポイント:用途に合う専用タッカーも確認!
配線やモールを固定するためにガンタッカーを使うなら、必ず専用タイプを使いましょう。
ケーブルタッカーは固定の際、通信ケーブル等を傷つけない電気配線用の絶縁ステープルを使え、モール固定用タッカーではモールの中にステープルを打つことが可能です。より専門的なタッカーを使用するようにしましょう。
タッカーの選び方
それでは、タッカーの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。
【1】本体の素材
【2】ステープル針の種類
【3】ステープル針のサイズ
【4】その他の機能
上記の4つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】本体の素材をチェック
タッカーの素材は、主にプラスチック製と金属製の2種類です。
プラスチック製は、重量が軽く扱いやすいので、女性や子供でもホチキスと同じ感覚で使うことができます。DIYやクラフト作業などに向いています。
一方金属製は、重量が重めでステープルを力強く打ち込めるのが特徴。男性や力のある方に向いています。打ち込み強度を調整できる機種もあるので、DIY愛好者などから人気があります。
【2】ステープル針の種類をチェック
用途により使い分けるため、ステープルにも種類やサイズがあります。それぞれ確認していきましょう。
タッカーに装着するステープルですが、ホッチキスの針のような形のコの字型のもの、アルファベットのUのような形のもの、肩幅が狭いT(I)のような形のものと、大きくわけて3種類があります。
それぞれに特徴があり、コの字型はしっかりと固定でき、U型はステープルが素材にしっかりとめり込んで固定されるため、コの字型よりも素材からステープルが出る部分が少ないです。そして最後のT(I)型は素材に打ち込んだとき、ステープルが見える部分が極端に少なく仕上がりがきれいですので、よく見える部分に使用するのにとても便利。このように、どの種類のステープルが装着できるかどうかも、選ぶうえで注目するべきポイントでしょう。
【3】ステープル針のサイズをチェック
タッカーにはステープルという、ホッチキスでいうところの針を装着します。そのステープルには、肩幅(横幅)や足長(針の長さ)などさまざまなサイズがあります。用途によっては、長いものがよかったり、短いものがよかったりします。
たとえば、ベニヤ板2枚を接着するためにタッカーを使用する場合、その合わせたベニヤ板よりもステープル針が長いと、板からはみ出してしまいます。逆に壁などにベニヤ板を貼りつける場合、ステープル針が短いとしっかりと固定できず不安定になります。そのため、必要に応じたステープルを装着できるタッカーを選ぶ必要があります。
【4】その他の機能をチェック
タッカーではそのまま紙を綴じられる、ホッチキスとしての機能が備わったものがあります。ポスターや書類の貼り付けを1台で対応できるためとても便利ですよね。
また、グリップ部分もそれぞれの商品によって違いがあります。滑り止めなどはグリップの方にもあると扱いやすいので併せて注目をしてみてください。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)