アーキサイトの自社ブランド「ARCHISS(アーキス)」から、メカニカルキーボード「MaestroFL」が発売された。1月に発表したメカニカルキーボードシリーズ「Maestro」シリーズの第二弾。フラグシップにあたるモデルで、日本語JIS配列、英語US ANSI配列の2種類を用意する。価格はオープン。
キースイッチはCHERRY MXで、ラインナップは黒軸 / 青軸 / 茶軸 / 赤軸 / 静音赤軸 / スピードシルバー軸 / クリア軸をそろえる。
キーフォントは耐摩耗性に優れる昇華印字。染料を樹脂に浸透させることで、通常の使い方で文字が消えることはないとしている。キーキャップの材質には、耐摩耗性・電気特性に優れるPBT(ポリブチレンテレフタレート)樹脂を採用した。
大きな特徴として、ソフトを使うことなく、ハードのみでmacOS標準キーボードの配列とキー操作に切り替えが可能。切り替えは背面のDIPスイッチで行う。また、Windowsキー、半角/全角キーのロックや、6キーおよびNキーロールオーバーもDIPスイッチで切り替えられる。Fnキーと組み合わせたマルチメディアファンクション機能により、音量調節、再生、停止などを操作できる。
インタフェースはUSB。ケーブル長は1.8mで脱着式。キーピッチは19mm、キーストロークは静音赤軸が3.7mm、クリア軸が3.4mm、それ以外が4mm。本体サイズはW440×D140×H26~36mm、重さは1.16kg。対応OSはWindows 10 / macOS。
USB Type-AからUSB Type-Cへの変換アダプタ、交換用キーキャップ(計5個)とキーキャップ引き抜き工具などが付属。交換用キーキャップは、ESCキーキャップ(通常フォント)が1個、CapsLockキーキャップ(段差有/LED窓無)が1個、Ctrl(段差有/LED窓無・段差無/LED窓有)が各1個(DIP1 ON時に利用)、CapsLockキーキャップが1個(DIP1 ON時に利用)。