ゼンハイザージャパンは、ワイヤレスゲーミングヘッドセット「GSP670」を8月1日に発売する。市場想定価格は42,000円（税別）。
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GSP670。デザイン面は既存のGSPシリーズを踏襲した
GSP670は、同社初のワイヤレスのゲーミングヘッドセット。専用ドングルを介した独自技術「low-latency connection」の接続によって、音の低遅延を実現した。また、Bluetooth 5.0を使って、スマホやタブレットとの同時接続も可能。ゲーム中に着信があっても、ボタン操作1つでシームレスに通話に切り替えられるという。
音量調節用のダイヤルは右側ヘッドホン部分に2つ搭載されており、ゲーム音とチャット音をそれぞれ調節できるようになっている。双指向性のマイクにはノイズキャンセリング機能を搭載。ブームを上げることで簡単にミュートに切り替えられる。
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大きなダイヤルがゲーム音調整用で小さなダイヤルがチャット音調整用。ゲーム音量調整ダイヤルの下には、機能を割り当てられるスマートボタンを配置した
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ワイヤレス接続には付属のUSBドングルを差し込む
バッテリーの駆動時間は、1時間の充電で「low-latency connection」接続の場合に約16時間、Bluetoothでは約20時間、スタンバイ待機では約200時間。加えて、7分の充電で2時間プレイ可能な「クイックチャージ」機能も搭載。USBケーブルによる充電しながらの使用も可能だ。
また、Windows 10対応ソフト「ゼンハイザー・ゲーミング・スイート」を使えば、イコライザー調整や7.1chサラウンドへの切り替え、マイクの音質、感度、ノイズキャンセリング設定、スマートボタンの割り当てなどを行える。
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ゼンハイザー・ゲーミング・スイート」の画面イメージ
そのほかの仕様として、ヘッドホンの周波数特性が10～23,000Hz、音圧が最大112dB、マイクの周波数特性が10～7,300Hz、感度が-47dBV / Pa。重さは398g。
なお、発表会の会場にはタッチ＆トライのコーナーも用意されており、GSP670を使ってバトルロイヤルゲームの『フォートナイト』をプレイできるようになっていた。実際に装着してみると、イヤーパッドのフィット感がいいからか、398gとは思えないほどライトな着け心地である。立体感のある音は、やはりバトルロイヤルゲーム向きで、敵が後ろから走って近づいてくる音や、後ろから狙って撃ってくる音がよくわかった。
PlayStation4とPC（Windows 10）どちらも対応するが、性能を存分に発揮するにはPCでの使用がいいとのことだ。
