レノボ・ジャパンは7月30日、モバイルワークステーションの14型モデル「ThinkPad P43s」と15.6型モデル「ThinkPad P53」を発表した。ともに7月30日より発売する。
ThinkPad P43s
ThinkPad P43sは、14型液晶ディスプレイを搭載するモバイルワークステーション。カスタムセレクトにより4モデルを用意し、価格は194,000円(税別)からとなる。
厚さが約18.9mm、重さが約1.47kgと、ビジネスバッグに収納しやすいサイズと重量ながら高スペックを内蔵。最上位モデルでは、CPUにIntel Core i7-8665U、512GB M.2 NVMe SSDを搭載する。グラフィックスは全モデル共通で、NVIDIA Quadro P520を搭載。メモリは最大48GBまで拡張可能だ。
ディスプレイは1,920×1,080ドットの非光沢(ノングレア)で、色域としてAdobe RGB 100%をカバーするIPS液晶パネルを採用する。Dolby Vision HDRなどにも対応。
最下位構成の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-8565U(1.8GHz)、メモリがPC4-19200 DDR4 8GB×1(最大48GB)、ストレージが256GB M.2 NVMe SSD、グラフィックスがNVIDIA Quadro P520(2GB)。OSはWindows 10 Pro 64bit。
ネットワークはIEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 5.0。インタフェースは、USB 3.1 Type-C×2、USB 3.1 Type-A×2、HDMI×1、microSDメモリーカードリーダーなど。バッテリ駆動時間は約16.4時間。本体サイズは約W329×D227×H18.2mm、重さは約1.47kg。
ThinkPad P53
ThinkPad P53は、15.6型液晶ディスプレイを搭載するモバイルワークステーション。カスタムセレクトにより5モデルを用意し、価格は279,000円(税別)からとなる。
ディスプレイは1,920×1,080ドットの非光沢(ノングレア)で、最上位モデルのディスプレイはHDRに対応。最上位モデルは、Intel Core i7-9850H(2.6GHz)、NVIDIA Quadro RTX 3000(6GB)なを搭載するなどハイスペックでまとめられている。
最下位構成の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-9400H(2.5GHz)、メモリがPC4-21300 DDR4 8GB×1(最大128GB)、ストレージが1TB HDD、グラフィックスがNVIDIA Quadro T1000(4GB)。OSはWindows 10 Pro 64bit。
ネットワークはIEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 5.0。インタフェースは、USB 3.1 Type-C×3、USB 3.1 Type-A×2、HDMI×1、4in1カードリーダーなど。バッテリ駆動時間は約19.8時間。本体サイズは約W377.4×D252.3×H24.5~34.3mm、重さは約3.6kg。