持田ヘルスケアは7月29日、「敏感肌白書vol.1」として実施した「肌マネジメント」に関する調査結果を発表した。調査は6月20日~21日、敏感肌症状のある全国の20~30代の女性500名(各年代250名)を対象にインターネットで行われた。

  • 各マネジメントの取組み意欲と自己採点

    各マネジメントの取組み意欲と自己採点

同調査における「肌マネジメント」とは、「肌が望ましい状態に保たれ安定している」ことを目指すためのスキンケアなどの取り組みのこと。

敏感肌の症状を抱えるアラサー女子を対象に、自身の「肌マネジメント」に対する取り組み意欲を採点してもらったところ、1位「体調マネジメント」(97.4%)、2位「ストレスマネジメント」(95.2%)に次いで、10項目中の3位に「肌マネジメント」(94.6%)がランクイン。

しかし、自己採点になると、43.3%と10項目中9位という結果に。取り組み意欲はあるものの、実際にはできていないという実態が明らかとなった。

  • 肌マネジメント自己採点別の各マネジメント自己採点

    肌マネジメント自己採点別の各マネジメント自己採点

続いて、肌マネジメントの自己採点に基づき、100点~61点を自己評価が高い層(=H層)、60点~31点を評価中間層(=M層)、30点以下を評価が低い層(=L層)の3層に分け、それぞれの時間・恋愛・お金のマネジメント自己採点を比較した。

その結果、H層は、その他の層に比べ、「1日のタイムマネジメント」「恋愛マネジメント」「お金マネジメント」ともに高く、L層と比較するとその差はより顕著に。肌マネジメント評価が高いアラサー女子は、肌だけでなく時間も恋もお金もしっかり管理できていることがわかった。

  • 肌マネジメントにかける費用・時間

    肌マネジメントにかける費用・時間

肌マネジメントにかける費用については、全体平均で3,322円/月。H層は4,247円/月、M層が3,725円/月、L層は2,226円/月と、H層とL層との差は約2倍という結果に。また、肌マネジメントにかける時間についても調べると、全体平均9.5分/日に対し、H層は11.6分/日、M層は9.9分/日、L層は7.6分/日と、ここでも差が明らかに。肌マネジメント自己評価が高い層ほど、お金も時間もかける傾向があると言える結果となった。

最後に、自分の肌マネジメントに満点を付けられない理由を尋ねたところ、「十分なお金をかけられないから」(60.8%)、「自分の肌の状態がつかめないから」(58.0%)、「時間がないから」(38.0%)が上位にあがった。