JR東日本新潟支社は29日、「新潟県・庄内エリアデスティネーションキャンペーン」開催期間中の10月5日から運転開始する「海里(KAIRI)」の旅行商品概要について決定したと発表した。
「海里(KAIRI)」は新潟~酒田間にて、新潟・庄内の食と景観を楽しむ列車として運行予定。1号車にリクライニングシート(30席)、2号車にコンパートメントシート(32席)を備え、駅の指定席券売機・みどりの窓口・びゅうプラザやおもな旅行会社などできっぷを発売する。3号車は売店・イベントスペースとなっている。
今回は「海里(KAIRI)」4号車(定員24名)の旅行商品が発表され、新潟発・新潟着の片道や日帰り、宿泊プランを用意。びゅう旅行商品では、JR券・食事・ドリンク等をセットとして、JR東日本の駅にあるびゅうプラザやおもな旅行会社にて8月30日から販売開始する。
下り列車の新潟~酒田間の車内では、新潟料亭の「行形亭」が10・12月、「鍋茶屋」が11月の食事を提供。上り列車の酒田~新潟間の車内では、「アル・ケッチァーノ」が10~12月の食事を提供する。
なお、4号車旅行商品で酒田駅・鶴岡駅から新潟駅への上り列車を利用する人向けに、「海里(KAIRI)」の乗車前や乗車途中の時間を過ごせる専用待合室「FOODEVER 彩鶴」(鶴岡駅から徒歩約1分)も用意される。