エン・ジャパンはこのほど「プロフェッショナル人材(以下、プロ人材)の採用」についての調査結果を明らかにした。同調査は6月19日~25日、転職サイト『ミドルの転職』を利用する転職コンサルタント175名を対象に、インターネットで実施したもの。

  • プロ人材の募集を行なったことはありますか

    プロ人材の募集を行なったことはありますか

プロ人材(プロフェッショナル人材)とは、地域企業の経営者の右腕として、新たな商品・サービスの開発、その販売の開拓や、個々のサービスの生産性向上などの取組を通じて、企業の成長戦略を具現化していく人材のこと。

プロ人材の募集を行ったことがあるか尋ねたところ、42%が「ある」と回答した。募集案件増加の実感有無については、92%が「増えている」「どちらかと言えば増えている」と答えている。

募集が多いプロ人材について聞くと、最も多い回答は「経営人材・経営サポート人材」(73%)だった。2位は「生産性向上人材」(57%)、3位は「新事業立ち上げ・販路開拓人材」(43%)となっている。

  • 「プロ人材の募集を行なったことがある」と回答した方に伺います。どんなプロ人材の募集が多いですか?(複数回答可)

    「プロ人材の募集を行なったことがある」と回答した方に伺います。どんなプロ人材の募集が多いですか?(複数回答可)

応募する求職者が希望ポジションで多いと感じるものを尋ねると、「経営人材・経営サポート人材」(68%)が多く、「新事業立ち上げ・販路開拓人材」(51%)が続いた。

求職者が希望する働き方で、多いと感じるものを尋ねたところ、「正社員・本業」(95%)が最も多かった。

  • 「プロ人材の募集を行なったことがある」と回答した方に伺います。応募する求職者が希望する働き方で、多いと感じるものを教えてください(複数回答可)

    「プロ人材の募集を行なったことがある」と回答した方に伺います。応募する求職者が希望する働き方で、多いと感じるものを教えてください(複数回答可)

求職者が希望する年収増減額について多いと感じるものを聞くと、46%が「減額を許容」(100万円までの減額なら許容:27%、50万円までの減額なら許容:19%)と回答した。「現状維持」(38%)も多く、年収アップを強く望む人は少ないことがわかった。

  • 「プロ人材を希望する求職者は"正社員・本業"を希望する傾向がある」と回答した方に伺います。 求職者が希望する年収増減額について、多いと感じるものを教えてください

    「プロ人材を希望する求職者は"正社員・本業"を希望する傾向がある」と回答した方に伺います。 求職者が希望する年収増減額について、多いと感じるものを教えてください

求職者の応募動機で多いと感じるものを尋ねると、最も多い回答は「重要なポジションについて活躍したい」(57%)、2位は「Uターンを希望している」(43%)、3位は「対象の都道府県に愛着がある」(35%)だった。