宝島社は7月26日、書籍『人生も仕事も変わる! 最高の遊び方』(税別1,400円)を発売した。
同書の著者は、元マイクロソフト社長の成毛眞氏。成毛氏は、キャリアプランを一切考えたことがなく、その時々で興味のあるものに取り組み、夢中で遊んでいた先に人生が広がっていったという。
例えば、高校時代に電子回路に興味を持った成毛氏は、社会人になり初めて世の中に登場した「パーソナルコンピューター」を購入した。パソコン専門誌の月刊「アスキー」を愛読し、編集者になるためにアスキー出版に入社したものの、早々にアスキーマイクロソフトに出向。その後、36歳で日本マイクロソフト代表取締役社長に就任した。
日本マイクロソフト退社後は、2010年に幼少期から好きだった読書をきっかけに、日本最大級の書評サイト「HONZ」を開設した。
多忙を極めた日本マイクロソフト時代も、子どもに動物園に行きたいと言われればケニアの国立公園に行き、山登りをしたいと言われればエベレストのベースキャンプにヘリコプターで降り立ち、乗馬したいと言われればゾウに乗りにネパールの密林に行くなど、桁外れの「遊び」を楽しんだという。
そのような成毛氏がたどりついた究極の遊び方は、「クリエイティブな遊び」。例えば、「食べかけの食品サンプルを作る」「日本百名山を麓から眺める」「環境音を録音して、人が携帯電話で話しているときに再生」など。
同書ではこうした独創的な20の遊びのほか、偉人たちに学ぶ一流の遊び方も紹介している。六角精児氏との特別対談も収録した。