男子テニスの錦織圭、そして女子テニスの大坂なおみよりも早く世界を驚かせ、史上最年少でプロになった天才が、28日に放送されるTBSのドキュメントバラエティー『消えた天才』(18:30~)に出演。華々しいプロデビューからわずか5年でテニスの表舞台から姿を消した理由を激白する。
大坂のプロ転向は15歳だが、その天才は14歳でプロ入りを果たした。彼女は小学生から数々の大会で優勝すると、14歳以下のジュニア世界一を決める国際大会でアジア初の快挙となる優勝を果たした。
そんな彼女に対し、元女子プロテニスの神尾米さんは、「大柄な選手ではないけど、ものすごく大きく見えた」「日本人離れしたプレー」と絶賛。しかし、同年代の大坂がグランドスラム2連覇を果たしたのに対し、彼女は、グランドスラム出場はおろか、主要大会で目立った成績を残すことなく、19歳の若さでテニスの表舞台から姿を消した。
番組では、彼女が史上最年少でプロになった当時の心境や、プロ入りわずか5年で引退を決意した思いを聞く。すると、「自分のテニスが分からなくなった…」「朝起きるたびに絶望した」と、当時の思いを赤裸々に告白。そして、早すぎたプロ転向によって生じたある苦悩を語る。