マウスコンピューターが年に一度、1日だけ開催する「訳ありセール」が開催された。2019年7月27日、午前6時と早朝の開幕にもかかわらず、セール会場となった長野県飯山市のマウスコンピューター飯山工場は多くの人で賑わった。
同社の訳ありセールといえば、開幕待機の長蛇の列が発生することも恒例となっているが、今年も開場直前の段階で200人は居るであろう行列ができていた。台風の接近など天候への心配もあったのか、昨年にくらべると少なめとのことだったが、当日の飯山市は青空の広がる好天に恵まれ、次々とやってくる来場者で会場内はごった返した。
アウトレットや再生品などを集めたセール商品は、まさに「3割4割あたりまえ!」という過激な値引きのものばかりで、特に高性能なゲーミングPCや、普段はなかなか手が出しづらいプロクリエイター用途のPC製品などがモノによっては半額以下ということで、山だった在庫がみるみる減っていく。
同社が事前に特設Webページで告知していたセール商品はPCが中心だったが、当日はiiyamaのディスプレイモニターなど、周辺機器の商品も豊富に取り揃えていた。中にはPCのパーツ販売をするブースもあり、これは特に玄人層に人気が高かったようで、グラフィックスカードなどは開場して即売り切れという状態であった。
最後に次回の開催について、同社の担当者は「今年も大盛況で開催でき、皆さんに喜んでもらえてよかった。来年もぜひ開催したい」とのこと。「さらに喜んでもらえるよう、もっとパワーアップさせていきたい」とも話していたので、期待しておこう。