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【この記事のエキスパート】
クラフトマン:羽鳥 具幸

クラフトマン:羽鳥 具幸

1995年よりゴルフギアのクラフトマンとしての活動を開始。

クラブデザイナー、ツアープロコーチのもとでギアとスイングの相関性、その変化も学びながら「あなただけの14本」のための修理、調整、カスタムフィッチングに日々奔走している。

さらに、ファルコンまつばら氏主宰のJCMO(日本クラブMOIマッチング機構)において「3番アイアンがPWのように打ちやすくなる」クラブの振り心地を数値化して整える、クラブMOIマッチング専門店「ゴルフ工房ギアサポート」を営んでいる。


さまざまな種類があるゴルフクラブ。合わせるべきゴルフグリップも、ドライバーグリップ・アイアングリップ・パターグリップなど豊富です。この記事では、ゴルフグリップについて、選び方やおすすめ商品をランキング形式で紹介。プロも使う人気のメーカー、耐久性のあるものをピックアップ。

自分に合うタイプをチェック!

ゴルフグリップはいろんな種類があります。自分のショットの傾向や求める特徴に合うかどうかを考慮に入れて選ぶようにしましょう。

ゴルフグリップの選び方

それでは、ゴルフグリップの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。

【1】まずはグリップの太さを合わせる
【2】グリップの重量も要チェック
【3】素材もスイングに影響する
【4】バックラインの有無はお好みで

上記の4つのポイントを押さえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】まずはグリップの太さを合わせる

出典:Amazon

ゴルフクラブのシャフトの太さでもっとも一般的なものは0.6インチです。グリップは「M60」というサイズが標準とされており、太くしたいなら肉厚の「M58」、細くしたい場合は「M62」を入れる方法があります。女性用は「L58」という表記になりますが、基本的な考え方は同じです。

最近ではシャフト径が0.62インチやそれ以上のものがありますので、それも同じ考え方で太さを調整できます。グリップの太さを変えるとスイングへの影響が大きいため、一度は専門ショップなどでアドバイスを受けることをおすすめします。

安定感を求めるなら太めのグリップを

安定性を向上させたいなら、太めのグリップがおすすめです。0.60インチシャフトなら「M58」、0.62シャフトなら「M60」を選ぶことで太めのグリップにすることができます。

飛距離を出したいなら細めがおすすめ

グリップが細いと力を込めやすくなるため、飛距離を求めるなら細めがおすすめです。0.60インチシャフトなら「M62」、0.58インチシャフトなら「M60」を選ぶとよいでしょう。

【2】グリップの重量も要チェック

出典:Amazon

グリップの重量は切り返しのタイミングに影響します。重すぎるとダフリやすく、球も捕まりにくくなります。軽すぎるとトップしやすく、フック系のボールになりやすくなります。

それを利用して交換の際に現在の状態から重量を変えるチューニング方法もあります。交換前に、自分が使っているグリップの重量を確認しておくといいでしょう。

【3】素材もスイングに影響する

最近ではグリップの素材もたくさんの種類から選べるようになってきました。

たとえば、インパクトでグッと力を入れるタイプの方は硬めのほうが力が逃げずに伝わる傾向があります。より硬いフィーリングを好む方は、コード入り(グリップに糸を練りこんであるもの)を選ぶのもあり。

いずれにしても握ったフィーリングだけで選ばず、自分のスイングとの関係も考慮しておくといいです。

コードタイプ

出典:Amazon

コードタイプはラバーの中に糸が練りこまれているものを指します。硬いコードが内側に入っているため、握った感触が硬く、シャフトのしなりも感じにくくなります。

また、コードが表面に出ているため、グリップ感が強く、 濡れても滑りにくく安心してスイングすることができます。手の皮が厚い人はコードタイプがおすすめです。

樹脂・ラバータイプ

出典:Amazon

グリップ自体が柔らかく、しっとりした触り心地が特徴です。シャフトのしなりも感じやすくなります。手の皮がやわらかい人や女性はコードなしがおすすめです。

また樹脂タイプは、プラスチックのため、ラバー程の柔らかさはないですが、耐久性が強いのが特徴。しかし最近は加工技術により柔らかい素材も出てきています。

【4】バックラインの有無はお好みで

バックラインとはグリップの裏側に背ばりのように出ている部分を指します。

バックラインがあるグリップは握ったさいに指の部分に引っかかる感じがするのですぐにわかります。このタイプはフェースの向きがわかりやすいので初心者におすすめですが、上級者はフックやスライスを打つためにフェースを開いたり閉じたりするのでバックラインが邪魔という方もいます。

バンカーなどフェースを開いて使うウエッジ系はバックラインなし、他の番手はバックラインありにするという方法もあるので参考にしてみてください。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)