◆本記事はプロモーションが含まれています。
【この記事のエキスパート】
整理収納アドバイザー/ライフアレンジニスト:出口 知子
株式会社ハート・コード所属マネージャー
整理収納アドバイザー、クリンネスト2級認定講師
片付けが苦手で主婦として劣等感を感じる日々が続いていたが、整理収納アドバイザーの資格取得がきっかけで2014年から株式会社ハート・コードに入社。家事代行、整理収納のプロとして実績を重ねる。
のべ800件以上のお宅にて掃除や片付けの現場を経験。現在も掃除やお片付けでお困りのお宅にて現場作業を行い、各家庭にあった効率良いお掃除方法や収納用品の提案も行っている。また同社マネージャーとしてお客様対応、スタッフ育成業務に携わる。大手住宅メーカー等で講師としても活躍中。
クリンネスト2級認定講座では自身の体験や現場経験を生かしお掃除の基本となる考え方の他、忙しい現代女性のお悩み解決のために仕事や育児と家事の両立を実現するお掃除方法をお伝えしている。
パラソルハンガーは、軸からたくさんのアームが伸びているハンガーのこと。小さめサイズや丈夫なステンレス製などさまざまな商品があります。この記事では、パラソルハンガーの選び方と、吊り下げ型やスタンド型のおすすめ商品をご紹介します。
整理収納アドバイザーがおすすめする
パラソルハンガーの選び方
整理収納アドバイザー/ライフアレンジニストの出口知子さんに、パラソルハンガーの選び方を教えてもらいました。ポイントは以下のとおり!
【1】干す洗濯物の量
【2】設置場所に合わせた素材
【3】使う場所に合わせた大きさ
【4】ピンチ(洗濯バサミ)の有無
【5】収納時の大きさ
【6】クリップタイプが便利
それぞれ詳しくみていきましょう。
【1】干す洗濯物の量に合わせたタイプを選びましょう
パラソルハンガーは、干したい洗濯物の量に合わせて選ぶことが大切です。どのようなタイプを選べばいいのか、解説します。
吊り下げ型|タオルだけなど少量の洗濯物に
吊り下げ型のパラソルハンガーのアーム本数は20本が主流です。タオルだけではなく、掛け方によっては衣服や下着なども干せます。洗濯物の量が少ない単身者なら、パラソルハンガーでおおよその洗濯物を干すことができるでしょう。商品によっては短いアームがついている2段式もあり、洗濯物の形状に合わせて干せます。
ただし、吊り下げ型のパラソルハンガーは吊り下げるための場所が必要です。屋外なら物干し竿、室内ならドアや鴨居など引っ掛けられるところがあるか確認しておいてください。
スタンド型|ピンチつきならたっぷり干せる
スタンド型のパラソルハンガーはアームが2段や3段ついており、省スペースでたっぷりの洗濯物を干したいときに便利です。そのため、洗濯物の量が多いファミリー世帯で活躍するでしょう。たくさん掛けられるため、重量を支えられるようしっかりとした台座がついているのもポイント
ピンチつきや段ごとにアームの本数や長さが違う商品もあり、タオルや靴下、衣服など洗濯物の種類に合わせて掛けられます。
【2】設置場所に合わせた素材を選びましょう
プラスチック製のパラソルハンガーは、軽くて移動しやすくお求めやすい価格が魅力です。プラスチックでもポリプロピレンやポリエチレン製は耐候性が低く、紫外線によりボロボロに劣化してしまいます。屋外での使用を検討しているなら、耐候性にすぐれたポリカーボネート製のプラスチックハンガーを選びましょう。
アルミやステンレス製のパラソルハンガーはアーム1本あたりの耐荷重があるため、たくさんの洗濯物を掛けてもアームがたわみません。また、紫外線による影響も受けにくく、サビにくいため長期間使用できます。
【エキスパートのコメント】
パラソルハンガーは、プラスチック製のものとアルミやステンレスなど金属製のものがあります。
プラスチック製は軽くてカラーが豊富なところが特徴です。コンパクトなものを旅行に携帯される方もいます。
それに比べて金属製は少し重さはありますが、劣化しにくく耐久性があるので、外干し中心の場合は金属製を選ぶといいでしょう。
【3】使う場所に合わせた大きさを選びましょう
パラソルハンガーはアームや軸の長さによって大きさが変わってきます。使う場所に適したサイズを選ぶために知ってほしいポイントを解説します。
低い場所なら軸が短いものを
マンションやアパートの物干し竿は、物干し金具が上階の天井に設置されている「吊り型」、壁に設置されている「壁付・腰壁用の物干し竿」があります。
吊り型の場合、軸が短いパラソルハンガーは手が届きにくいため、軸が長いものを選ぶのがポイントです。
腰壁用の場合、地面までの距離が短いため、軸が長いと洗濯物が地面についてしまいます。そのため、低い場所で使う場合は軸が短いものを選んでください。
風にあおられてハンガーが動いてしまうのを防ぐために、引手部分にロックがかかるタイプもあります。
狭い場所にはアームが短いものをチョイス
奥行きが狭いベランダや室内で使用するなら、アームの長さにも注目してみましょう。アームが長すぎるとそれだけスペースが必要です。
アームの長さは商品によって異なるため、タオルのみ掛けるなら約33~40cmくらいのものを選びましょう。ハンカチなど小さいもののみを干す場合や、ピンチハンガーも利用するなら20cm以下のものを選ぶといいでしょう。商品によっては洗濯物のサイズに合わせて、アームの長さを調整できるものもあります。アームの長さや直径をしっかりと確認してください。
【4】ピンチ(洗濯バサミ)は あり? なし?
パラソルハンガーの先端についているピンチは吊り下げ式が主流ですが、フックのようにアームに固定されているクリップ式もあります。
クリップ式のピンチなら、風が強い日でも掛けた洗濯物が落ちないので便利です。とくに高い位置に取りつけて使用する場合や、マンションの上階にお住いの場合、洗濯物が落下しないようにクリップ式のピンチを選びましょう。
【エキスパートのコメント】
下着類や靴下などを干したい場合は、ピンチつきのタイプが便利です。タオルなどを干したい場合は、ピンチなしタイプのほうが多くの枚数を手早く干せて便利でしょう。
衣類を干す場合も、跡がつきにくいのでピンチなしタイプがおすすめです。
【5】収納時の大きさも確認しましょう
パラソルハンガーを選ぶときは、たたんだときの大きさや収納のしやすさも確認しておきましょう。折りたたんだときにアームがばらつくパラソルハンガーは、決めた収納スペースに収まりにくく、収納スペースにもゆとりが必要です。
折りたたんだアームを固定できるものなら、収納時にアームが広がりません。直径も10cm以下とスリムになるため、すっきりと収納できます。
【6】クリップタイプなら挟んで固定できるので便利
パラソルハンガーの物干し竿に掛ける部分は、引っ掛けるだけのフック状のものはサッと取り外せるので便利です。しかし、強風を受けると竿やロープから外れてしまうことがあるため、風の影響の少ないマンションなど低い竿での使用に適しています。
風が強い日に屋外で使用を考えるなら、竿にしっかりと固定できるキャッチ式を選びましょう。グリップつきはレバーをにぎることでキャッチ部が開くため、高い竿にも引っ掛けやすく便利です。固定部分がスライドしにくい構造のものを選ぶと使い勝手もよくなります。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)