◆本記事はプロモーションが含まれています。
【この記事のエキスパート】
料理研究家&食専門ライター:松本葉子
紙媒体およびwebで食関連記事を執筆するほか、食物学専攻の学生時代から継続している料理研究および多くの料理人や飲食店、生産現場を取材してきた経験を生かして食品メーカーや飲食店などにレシピ提供・メニューアドバイスを行っている。
桑の葉を使って作られる「桑茶」。マルベリーティーとも呼ばれ、健康や美容を意識する方に人気の健康茶です。桑茶にはさまざまな味や製法、成分のものが存在しており、いざ選ぶとなると迷うこともあるかもしれません。この記事では桑茶の選び方とおすすめ商品を紹介します。
うれしい効果がある成分も配合!
桑茶の魅力とは?
桑の葉を使って作られる「桑茶」。マルベリーティーとも呼ばれ、健康や美容を意識する方に人気の健康茶です。そんな人気を集める桑茶には、どんな魅力があるのでしょうか?
健康や美容にうれしい成分が豊富!
桑茶の原料となる「桑の葉」には、ビタミンやミネラル、カルシウムやマグネシウム、鉄分や食物繊維など、さまざまな栄養素が含まれています。
また、血糖値を穏やかにするとされる桑。毎日の生活に摂り入れることで、健康をサポートし美容にも効果的です。
桑茶はノンカフェイン!
緑茶や紅茶などのお茶にはカフェインが含まれていますが、桑茶はノンカフェインです。そのため、小さな子どもや妊婦さんでも飲みやすいお茶なのです。カフェインが気になる方や、お休み前でも気軽に楽しむことができますよ。
焙煎・形状・産地をチェック!
桑茶の選び方
料理研究家・松本葉子さんへの取材をもとに、桑茶を選ぶときのポイントを教えてもらいました。
焙煎あり/なしで選ぶ
桑茶には、桑の葉を乾燥させただけの緑色のものと、ほうじ茶のように茶色くなるまで焙煎(ばいせん)したものがあります。
乾燥のみのものは、葉の香りが生きたさわやかな味わいですが、人によっては青臭く感じることもあります。一方、焙煎されているタイプは香ばしく飲みやすいのですが、桑の葉の個性を強く感じることはできません。
どちらを選ぶかは色や味の好みということになりますが、用途に応じて適したものを選ぶと効果的です。たとえば、冷茶用なら乾燥のみの桑茶を、食事と一緒に飲む場合は焙煎したものを選ぶというように使い分けてもいいでしょう。
茶葉? 粉末? 使い方にあうタイプを選ぶ
桑茶は、茶葉だけでなく粉末(パウダー)タイプの商品も多いので、使い方に合わせてタイプを選んでみましょう。
やかんで煮出して作るときや急須でいれるときには茶葉を使います。定量ずつ紙パックに封入したものなら抽出後の処理も簡単です。ちなみに、桑茶葉は緑茶やほうじ茶と混ぜて使うこともできますよ。
また、水やミルクに溶かして飲んだり、パンやお菓子を作るときに加えたりするなら、粉末タイプの桑茶が便利です。桑の葉をまるごと粉砕してあるパウダーなら、抽出液ではなく桑葉そのものを摂取できるメリットもあります。
桑の葉の産地や生産者で選ぶ
桑は北海道から沖縄まで日本各地で栽培されています。しかし、桑畑の場所によって、土壌や日照時間などの生育環境や栽培方法がさまざまで、沖縄県の「シマグワ」のように品種が異なることもあります。そのため、桑茶の味わいや含まれる成分にも産地による微妙な違いがあるのです。
桑茶を選ぶときには、できれば加工地ではなく桑の生産地や生産者がわかる商品を選び、それぞれの生産地に思いをはせながら味わってみるのもおすすめです。数種の産地の桑茶を飲み比べするのも楽しいですよ。
料理研究家からのアドバイス
いろいろ試して好みの味をみつけよう
【エキスパートのコメント】
桑茶は、製造法によっていれたときの色が緑色系のものと茶色系のものに分かれます。また、生産地による味の違いもあるので、いくつか試して好みのタイプをみつけるとよいでしょう。
桑茶の味が気に入って、いろんなシチュエーションで飲みたいという方は、それぞれに合わせて選んでみてください。携帯用には顆粒やティーバッグタイプ、食事と一緒に楽しむなら香ばしい焙煎タイプ、くつろぎタイムの一杯や冷茶で味わうときには日本茶製法で作った緑茶タイプ、というように使い分けるのもおすすめです。