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【この記事のエキスパート】
キャンプ/釣りライター:中山 一弘

キャンプ/釣りライター:中山 一弘

青年期に始めた釣り新聞への寄稿を始めとして、サイトAllAboutでのフィッシングガイドを務める。
ほかにも雑誌『Salty!(ソルティ)』やアウトドア系の雑誌やWeb媒体などでの執筆多数。

今も休日には必ず海山湖を駆けまわっている自然派で、あらゆるジャンルの釣りを体験し、季節に合わせて日本中の旬な魚を追っている。
キャンプ用品は、あえて払い下げのミリタリー系ギアで揃えるマニアな一面も。


釣った魚のサイズを測るのに便利な釣り用メジャー(フィッシングメジャー)。ダイワ、シマノなどから、幅がスリムなものやワイドなもの、巻き取り式やステッカータイプなど、さまざまな種類が発売されています。そこでこの記事では、釣り用メジャーの選び方とおすすめ商品を紹介します。

目的によって変える
釣り用メジャーの選び方

釣りライターの中山一弘さんへの取材をもとに、釣り用メジャーを選ぶときのポイントを紹介します。

「スリムタイプ」か「ワイドタイプ」かで選ぶ

釣り用メジャーには、計測面の幅が細いスリムなものと、太いワイドなものがあります。それぞれ目的に応じて使い分けるようにしましょう。

コンパクトで持ち運びに便利な「スリムタイプ」

出典:Amazon

自分の記念用写真やSNSなど友人・知人に見せるようなら、コンパクトで携帯性にすぐれたスリムなものがよいでしょう。また、仲間内で使うだけなら、おおよその大きさがわかるよう、メモリがよく見えるものを選んでおけば問題ないでしょう。

写真やSNSにUPするなら「ワイドタイプ」

出典:Amazon

大物が釣れたときに写真に撮っておきたいという方は、ワイドタイプがおすすめ。ワイドタイプのほうが写真映えしやすく、あとでSNSなどに上げる際にもきれいな写真を投稿できます。

幅が広くなれば持ち運びには不便になりますが、写真用やSNS用を重視している方は、携帯性とどちらを求めるかによって選び方は変わってくるでしょう。

「ハードタイプ」か「ソフトタイプ」かで選ぶ

釣りは水に濡れることを想定してアイテムを選ぶのが基本です。釣り用メジャーもその点を踏まえて、ソフトタイプかハードタイプかを選ぶ必要があります。

水汚れや強度が抜群な「ハードタイプ」

出典:Amazon

ハードタイプに使われている素材は樹脂製のものが多く、水や海水に濡れても安心して使用できます。また樹脂製の釣り用メジャーは折れにくく、汚れてもひと拭きできれいにできるのが特徴です。

釣りの現場では水に濡れたり泥で汚れたりするので、釣りに集中したい方にはハードタイプのほうが便利でしょう。樹脂製は軽いというメリットもあります。

シワがつきにくく計測しやすい「ソフトタイプ」

出典:Amazon

ソフトタイプは釣り用メジャーのなかでは一般的に使用されています。軽量なので持ち歩きしやすく、コンパクトにまとめられる点が好まれているからです。

ソフトタイプのデメリットは巻き取りクセがつきやすいこと、ヨレが起こりやすいこと。釣りに集中したい方にとっては、巻き取りクセやヨレをなおすのは面倒になります。ただし製品によってはクセがつきにくいものもあるので、選ぶときにチェックが必要でしょう。

「素材」は耐久性にすぐれたターポリンがおすすめ

出典:Amazon

釣り用のメジャーは、防水・防油・防汚性にすぐれたターポリン素材のものがおすすめです。柔軟性があり、折りたたんでもしわになりにくく、多少引っ張ってもちぎれることもなく、計測時に使いやすいのがポイントです。

とくに海釣りで利用する場合などは金属製のメジャーの場合はサビてしまう可能性もあるので、サビにくい素材を選ぶのが基本です。

メジャーを持ち歩きたくない人には「シール式」が便利

出典:Amazon

メジャーシール式は釣り場に持ち込むタックルボックスやクーラーにぺたっと貼りつけるだけで使えるので、余分なものを持ち込みたくない人には便利です。また、メジャーを取り出す手間が省けるので、すばやくサイズを測る場合におすすめです。

初心者はL字プレート付きがおすすめ

出典:Amazon

初心者の方はなるべく測りやすいタイプのメジャーを選ぶようにしてください。いろいろなメジャーのなかで測りやすいのが、L字プレート付きです。魚の口をL字プレートに当てて測定できるので、かんたんに測れます。

デメリットは、たたむときにL字の部分が邪魔になってしまうこと。釣り用メジャーになくてはならない機能ではありませんが、携帯性にこだわらないならメモリが読みやすいL字プレート付きは便利です。

商品選択の幅が広いのは巻取り式

出典:Amazon

いろいろな釣り用メジャーが発売されていますが、ポピュラーなのは巻取り式です。とくに便利なのがカラビナ付きで、釣り用のカバンなどにつけて持ち運びができます。カラビナ付きなら置き忘れなどが起こりません。

またつねにカラビナに付いているため、釣りの現場であわてて探すということもなくなります。服のベルトなどに装着すれば携帯性にも便利です。

迷ったら測定範囲が広いものがおすすめ

出典:Amazon

経験の浅い初心者は、どの釣り用メジャーがいいのか迷うこともあるでしょう。商品によって測れるサイズが異なりますが、一般的には80cm以下でじゅうぶんです。ただし長く使いたい場合は、120や150cmのように測定範囲が広いものを購入するのもアリ。

大きな魚が釣れた場合、測定できないのは悔しいものです。また測定範囲が広いものは、数字の表記が大きかったり、カラーリングで10cmごとに区切られていたり、測りやすいメリットもあります。

迷ったら、とりあえず測定範囲が広いものを選んでください。

釣り用メジャー購入前のワンポイントアドバイス
気になるメモリの目安は?

【エキスパートのコメント】

メジャーは何センチを買っておけばよいかわからないという人もいます。人気の釣りを例にすると、ブラックバスフィッシングならひとつの壁はロクマルといわれる60cmオーバーです。なので80cmもあれば問題ないでしょう。

海ではシーバス(スズキ)が人気ですが、こちらは1mオーバーがすむ海域もあります。ですからこの場合は120cmのメジャーが欲しいところです。自分が釣りたい魚の最大サイズを調べ、やや長めのメジャーを買っておくようにしましょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)